香取神宮 師走の大祓
2023.12.23 久しぶりに香取神宮にやってきた。東国三社として有名な千葉の香取神宮。御祭神は、出雲の国譲りをタケミカヅチと共に成し遂げたフツヌシ。剣の神、武神として天照大神の守り神です。
前回が2013年と言うことで10年ぶりの参拝であった。小高い山の上に建つ香取神宮の表参道は、朱色が見事な総門と楼門に向かいの上り坂を進む。石灯籠が左右に建ち並ぶ風情ある風景が楽しめ、階段上に総門が現れてきます。
銅葺きの屋根で朱色との対比が見事であった。
全国に約400社ある香取神社の総本社として知られる香取神宮の境内に、年の瀬を告げる風物詩、「茅の輪」が今年も設置されたためにやってきた。直径およそ3メートルある大きな茅の輪が現れた。
茅の輪は、毎年6月と12月に行われる神事「大祓(おおはらえ)式」のためのものであり、12月は新しい年を無事に過ごすことなどの願いを込め、輪をくぐって病気や災いの厄をはらい心身を清める。
参拝手順は、紙で出来た人形(ひとがた)に息を吹きかけて、罪けがれを移し着せます、その後、茅の輪を作法に則り8の字を描くように輪を左、右、中央の順に3回くぐり、身や心に付いた罪けがれを祓い落とします。
これで、2024年も安泰かな。
2013.05.25 銚子に用があって出掛けたついでに下総の国にある「一の宮 香取神宮」へ寄り道をした。津宮鳥居(津宮参道、利根川河岸)祭神がここから上陸したことに由来し、これがかつての一の鳥居であった。式年神幸祭では、ここから神輿をのせた御座船が出発する。鳥居から続く道がかつての表参道というが 常夜灯以外今では当時を忍ぶものは何もなかった。東国三社として有名な千葉の香取神宮。御祭神は、出雲の国譲りをタケミカヅチと共に成し遂げたフツヌシ。剣の神、武神として天照大神の守り神です。神武天皇の御代に創建の香取神宮は巨木が無数にある深い森の中に鎮座し、漆黒の引き締まった社殿と極彩色の飾りを堪能出来る、伝説の要石と奥宮へも忘れずに参ろう。6月30日の大祓式。大祓(おおはらえ)は、6月と12月の晦日(新暦では6月30日と12月31日)に行われる除災行事である。犯した罪や穢れを除き去るための祓えの行事で、6月の大祓を夏越の祓(なごしのはらえ)、12月の大祓を年越の祓(としこしのはらえ)という。6月の大祓は夏越神事、六月祓とも呼んでいる。なお「夏越」は「名越」とも標記する。輪くぐり祭りとも呼ばれ、このところいろいろなトラブルが続いたのでこれに是非参加した。これで少しは災難除けができたことだろう。これはご神木、やっぱり神社境内にこうして身を委ねれば邪念が吹き飛び清々しい気分になれる。やっぱり困ったときの神頼みかな。今流行のパワースポットと言うことで是非あやかりたく参拝した。要石とは、地震を起こす大ナマズを押さえているとされる石。凸型をしており、鹿島神宮の凹型の要石と地中でつながっていると伝えられる。フツヌシとタケミカヅチの二柱の大神は、出雲でオオクニヌシ親子を相手に国譲りの大役を果たしその後、国内各地をめぐり歩き平定。そして常陸・下総に至りますがこの地方は尚、ただよえる国で地震が頻発し、地中に大なまずが居るせいだと人々が恐れていました。そこで大神たちは、タケミカヅチが鹿島神宮で鯰の頭部に、フツヌシが香取神宮で鯰の尾の部分にそれぞれ石棒を深く差し込み地震を鎮めたと云われています。香取神宮と鹿島神宮は20km弱も離れており、途方もない鯰の大きさに驚きますね。今回ここに訪れたのも 5/20日経MJ新聞に宮マイラーの記事が出ていたのも一因であった。今年後半はいい年でありますように。 追記 式年祭 神幸祭(4月15日 13時) - 12年(午の年)に一度、大規模に開催。次回は平成26年を予定。本祭の時期には出掛けてみたいね。
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