サラトガ温泉 原始的野湯
2023.06.17
アメリカ横断14日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程で、いよいよルート66から一端離れ第2章国立公園巡りが始まった。
サラトガ温泉(Saratoga Hot Springs)にやってくると、周りはとても綺麗な新興住宅地に驚く。
サラトガ・スプリングス市は、ユタ州中央部ユタ郡にある都市で、人口 3万人ほど、ユタ州内では39番目に人口の多い街です。
サラトガ温泉にはインレット公園無料駐車場に駐めるのが一番便利だが、地図。実はこの駐車場に駐めてもまだ温泉の在処が解らなかった。
Googleマップの示す方向に遊歩道を歩いていくと水着姿の女性とすれ違い、これがきっかけでこの先に温泉があると確信し、足を速めた。新興住宅地の開発が進むこの地になんとも原始的な湯が現れた。
湯船の回りは土の土手でのままであり、果たして湯底がどうなっているのか気になる。既に先客二人が入浴中であるが、その姿にはドロドロになっていない、ならば拙者も入浴することにした。踏み入れると確かに泥の感触はあるが、ドロドロした感触と言うよりも柔らかなベットの上に乗っている感じで、足が泥の中に埋まると言うことでは無い。
湯底に腰を沈めているとすると彼らはパイプを湯底に差し込み始めた、一体何をしているのか見取れているとそのパイプから湯が噴き出してきたじゃないか、驚いたね。さらに噴き出した湯に口を付けて飲み始めている?それを見たいた拙者にもアイコンタクトされ、少し口に含んでみると違和感なく飲めていた、不思議だ。この湯船下には温水層があるらしく、パイプはそこに到達し新鮮な湯がパイプを通って吹き出していた。湯温は38℃位でちょうど良い湯加減で入浴できていた、お土産は、湯船に腰を下ろしていた為、腰の部分が泥で汚れていた。
近隣の公園では少年野球が行われ、未来のメジャーリーガーがここに居るのかな。