遠刈田(とおがった)温泉 神の湯共同湯
2024.09.14
標高約330mの高原にあり昔は湯治場として栄えた遠刈田温泉にやってきた。
温泉は、開湯400年の歴史ある湯で、昔から足腰の病に効くと言われ、現在の源泉数は83本も存在している一大温泉地でもあった。
遠刈田温泉の中心地にあるシンボル的共同浴場の神の湯へやってきた。
ここにはこれまで2度訪問し、2022年に入浴をしていた。
温泉街にある2つの共同浴場の一つで、地元住民や観光客で朝から賑わい、今日も多くの人が汗や日頃の疲れを流していた。
源泉温度は68℃と高温なため加水していますが、基本源泉かけ流しである。
建物は、ヒバ材で建てられているため浴室は、立派であるが、男女湯を隔てる壁は、黒カビに汚染されているのが残念でならない。
男湯と女湯それぞれに熱い湯とぬるめの湯の二つの浴槽があり、浴槽はたてに長く、手前は細長い浴槽で、湯色は薄い褐色の湯で入ってみるとかなり熱く、濃い温泉に入っているという気分になる。
湯舎真裏には、銀色の温泉貯湯槽があり、ここが源泉であり、温泉のお湯は集中管理され各旅館に配られていた。
貯湯槽の周りや近くの下水は廃湯のせいで赤錆色になっていた。