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金谷駅 大井川鐵道
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2024.07.14 やってきたのは、大井川鉄道の起点駅金谷駅で、目的はエキタグスタンプ捺印であった。
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この駅には、以前旧東海道五十三次を歩いた際に初めて立ち寄っていたが、11年も前の話であり、記憶は定かでは無かった。前回のブログを読み返してみると駅構内には立ち寄らず、チラ見程度で金谷坂へと登って行ってしまった。
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駅は大井川鐵道とJR東海道本線の乗換えが可能な駅であるが、規模の違いがこれほどまでも違うものかと度々思うことがある。ローカル私鉄が今抱える経営問題が駅舎という形で顕著化されていた。大井川鐵道の駅構造は、単式ホーム1面1線を有する駅であった。駅の乗降客数対比は、8:1もの差があった。大井川鐵道はJR東海道本線の金谷から千頭までの39.5 kmを結ぶ大井川本線と、千頭から井川までの25.5 kmを結ぶ井川線の2路線を持つ鉄道会社。茶畑が広がる大井川流域の台地の中をSLが走る大井川本線と、深い大井川の峡谷に沿った日本一の急勾配を日本唯一のアプト式電車が走る井川線がある鉄道会社であった。