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津軽中里駅 津軽鉄道



2024.05.01
やってきたのは、日本最北私鉄の津軽鉄道線で、今日はこの12駅を巡りエキタグスタンプ捺印に出掛ける予定で、次にやってきたのは、津軽中里駅であった。


駅は、日本最北私鉄の津軽鉄道線の終着駅であり、改めてこんな地まで来ていたんだと納得してしまった。


津軽半島に位置する中里は、三大美林の一つと言われる「青森ヒバ」の産地で栄えた地域で、明治39年から4年の歳月をかけて、中里から青森市の沖館までを結ぶ森林鉄道として完成したのが、津軽鉄道の源でもあった。だがこの森林鉄道が引かれると、伐採にも近代化の波が訪れ、斧からチェーンソーに変わり、中里一帯のヒバは見事に伐採され尽くされてしまい森林鉄道は昭和52年で幕を下ろしましたが、この森林鉄道は、地元の人達の「生活の足」としても活用されていた為に、その後、地元の有志により再び私鉄「津軽鉄道」として息を吹き返しました。


この鉄道は、三厩まで繋げる目標があったが、叶わなく、最北部方面に目をやった。ここで、失敗していたことがあった、2017年に30年ぶりに復活を遂げていた転車台を見忘れていた。悔しい!


乗降客が利用する駅施設はとても狭いが、1階は元スーパーマーケットだったようで広く、そこにはお土産屋さん、飲食店、津軽鉄道のスナップ写真や金多豆蔵人形劇場などがありました。 その中の金多豆蔵(きんたまめじょ)人形劇は、津軽伝統人形芝居で、1907年(明治40年)に創作されて以来、100年以上に渡って相伝された津軽伝統の人形劇で、 金多豆蔵の名前には、人は「豆」々しく、健康で働けば、お「金」が「多」く入り、「蔵」が建つという意味が込められています。 酒飲みで失敗ばかりだけど情けの深い「金多」と、おっちょこちょいでおしゃべりだけど義理堅い「豆蔵」の二人が漫才や冒険をする中で、世相を嘆き、それを笑い飛ばす、全編津軽弁の人形芝居となっていますが、残念ながら第一土曜日のみの講演であった。


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