見出し画像

紫尾温泉神の湯 再訪


2024.10.06
昨年に続き九州旅行に来ていた。今回の旅行、メインは7日から始まる長崎くんちであるが、それまでの日程は、主に鹿児島観光をする予定であった。


7年ぶり3度目の訪問となる紫尾温泉神の湯へやってきたのも、ここの湯は朝5時から営業が始まるのを知っていた。


ここのお湯は裏手にある紫尾神社の本殿の下から湧いており、それはそれは縁起の良いお湯であり、歴史は600年以上あり、建物は神社をイメージして、改築されているのもいいね。


入浴料200円って、拙者の知る限り13年前から値上げしていなかった。


自販機で入浴券を購入し館内へ入っていこう。


今朝は午前7時を過ぎた訪問であって朝風呂のピークはとうに過ぎ去っていた。


この時間は独楽(一人楽しむ)の湯となっていて、湯温43℃の湯は、寝ぼけた頭と体を目覚めさせてくれる湯であり、やや熱めで気持ちの良い硫黄泉です。


シャワーからも温泉が出るので神様のお湯を目一杯浴びることが出来た。


この湯では、面白い言い伝えがあり、お湯が濁っている日は「神様が入浴した日」と言われているが、今朝の湯は透明であった。


おあし柿の浴槽には、湯は勿論柿は入っていなかった。


最盛期は10月下旬頃で有り、少し早かったようだ。


2017年の時に場所が解らなかった「美富食堂の湯」の事を管理人さんに聞き込むと「神の湯」の近くにあった「官舎の湯」のことだろう、既に建物は取り壊され、更地になっているよと教えられ、その地はこの神の湯、はす向かいに有る空き地であった。


半地下に有る湯船だけは今も残されていた。当時の様子は、館内を進むと一番奥に階段があり、それを下るとそこに人が一人入れるくらいの大きさの浴槽が2つ並んでいるだけの小さな温泉であった。残念だ、建物は解体されてしまい湯船だけが無残にも残されていた。是非残して欲しかった温泉であった。
#紫尾温泉  神の湯


いいなと思ったら応援しよう!