JR近江塩津駅(おうみしおつえき)

2023.12.31

JR近江塩津駅にやってきた。2日前のNHKラジオで【音で鉄道の楽しさや、鉄道の旅の魅力を伝える、ラジオならではの鉄道番組「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」】を偶然聞いていた。内容は、近江塩津駅では、2023年春のダイヤ改正で、湖西線・草津線用の113系や117系が運用離脱。ついに滋賀県でも、国鉄時代の近郊型電車が走らなくなりました。この113系の最後の力走を、取材で録音していたので、その音をお聴きください!と言った内容であったため、ならば近江塩津駅に立ち寄ることを決めていた。


近江塩津駅は、滋賀県琵琶湖の西岸を行く湖西線、琵琶湖の東を走る北陸線、その2つの線路が分岐・合流する駅であり、長浜市西浅井町にあるこの近江塩津駅から先は、長いトンネルを抜けると、次の駅が新疋田駅(しんひきだえき)は福井県敦賀市であった。


ここは滋賀県で最北の鉄道駅であった。


ホームは3面5線の単式・島式を持つ盛土上の高架駅である。


10:54ちょうど特急しらさぎ?が通過していった。


この近江塩津駅は、ここより険しい道だった旧線「柳ヶ瀬線」の新線として線路が敷かれ1957(昭和32)年に開業し、1974(昭和49)年に湖西線が開業すると、いまのような3面5線(0~4番のりば)となり現在に至っている。


もともと北陸線は長浜を境に、米原方が直流で敦賀方が交流だった電化方式を2006年、北陸線 長浜~敦賀を直流電化に更新し、ここ近江塩津駅にも新快速が乗り入れるようになった。


駅舎脇のジュラルミンのような輝きを放つ建物は、積雪によるダイヤ乱れなどのときに使われる0番臨時ホームのりばへと続く改札・階段があり、通常は閉鎖されている施設であった。


海がない近江・滋賀に、北陸の塩が集まる拠点の港(津)として、塩津という名がついたともいわれている。ところで、ラジオの113系の音は聞くことは出来なかった。


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