2024長崎くんち 前日(7日朝) 序章
2024.10.06
2年連続で長崎くんちにやってきたが、7日は雨の予報も出ているため、気がかりで長崎入りした22時に諏訪神社にやってくると警備員さんから嬉しい報告を受けていた。
『あす、くんちは今のところ定時から始まる予定だよ』と雨で延期もあるかなと思っていたから先ずは安堵した。だが、もう一つ気がかりがあった、やっとの事で当選できた長坂観覧当選はがきを家に忘れてきてしまい、だが、運良く画像をスマホに残していたが、これで観覧が本当に許可されるかが解らなかった。
2024.10.07
5時半の集合時間に間に合うように4時半に起床し、現地に訪れていた。まもなくして、はがきに書かれた番号順に整列の声が掛かり、当選はがきを家に忘れ、画像があるがこれで大丈夫かの問いに、無事許可を頂け、一安心した。
本来二人旅だったが、連れが都合悪くなり一人旅となっていたために、補欠席から青年一人に声を掛け、一緒に見ませんかと誘っていた。
その青年は地元長崎出身で、現在は福岡の大学に通う3回生であったことより、青とっぽの関係者の息子であった。
とっぽとは、秋の大祭、長崎くんちにて踊馬場の盛り上げに欠かせない人々であった。長坂階段右側に長坂連青とっぽ組が陣取り、左側を長坂連白トッポ組が陣取る。
各陣営は、青色と白色のトッポ袖(筒袖)の法被を着て、アンコールを意味する「モッテコーイ」「ショモーヤレ」のかけ声を誘い、奉納前には観衆にかけ声の練習を呼びかけたり、退場する踊町へ歓声に応えるよう交渉したりもする。
すると、白とっぽの中に昨年も見た山本翔龍君(11)の姿があり、慣れた手ぶりで「モッテコーイ」と呼びかけていると、翔龍今日・学校どうしたとヤジが飛び笑いを誘っていた。
さあ7時ちょうどに始まりの花火が上がり2024の長崎くんちが始まった。