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ムアクロフト・レストエリア ワイオミング州
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2023.06.21
アメリカ横断18日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程であった、第2章国立公園巡りも終え、再びルート66が通過するミズーリ州までの移動が始まり、通過州も9番目のモンタナ州に入っていた。
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インターステート90号線を走りデビルスタワーに向けて走っていると珍しくレストエリアの看板に目が止まり休憩していくことにした。
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ここは、ワイオミング州ムアクロフトの街に作られたレストエリアであった。アメリカのレストエリアは日本の高速道路に当てはめると、トイレの設備しか存在しないパーキングのことで、通常はインターチェンジを降りるとガソリンスタンドとコンビニ店が構えるのがサービスエリアであり、レストルームの存在はとても珍しかっ。
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このレストハウスは今年で50年の歴史があるそうで、敷地内には100 年以上前にこの地域を通っていた古いテキサス トレイルを示す標識も設置されておりました。
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案内板によれば「ムーアクロフト テキサス トレイル」とは南北戦争後、北部工業地帯の大都市の台頭により牛肉の需要が生まれ、テキサスの牛飼育が盛んになっていったが、テキサス牛の群れはネブラスカ州東部の販売地点まで北に追いやられていた、入植者による定住困難地域に加え、テキサス熱の発生により、さらに西へ向かうことを余儀なくされ、最初の群れは道のない地面を走っていましたが、牧場主通った道に名前が付いたり、あるいは名前のない道が作られて行った道こそが「テキサス トレイル」であり、1866年から1897年にかけて何千頭もの牛がこの道をたどりました。この敷地内にもテキサス トレイルを思わせる散歩道が作られ、暫し運転の疲れを癒やせることが出来ていた。
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それにしても、カリフォルニア、アリゾナ、ユタ、ニューメキシコ、ネバダ、コロラド、アイダホ、ワイオミング、モンタナと9州を通過していたんだね。