ムービングヘッドのシミュレーターを作る
2021年3月14日 Instancingに対応したサンプルとtoxを追加
2021年4月1日 バグ修正(InstancingのDMX信号周り)
ファットビームと呼ばれる線の太いレーザーを出力するムービングヘッドを大量に購入したので、シミュレーター兼DMX送信ができるアプリケーションとそれ用のtoxを開発しました。
FatBeam.toxについて
FatBeam.toxはGeometry COMPをベースにしていて、内部のSOPで簡単にムービングヘッドの形状を作成しています。また、処理を分けるためにビーム部分とムービングヘッド本体はGeometry COMPを分けています。
下部のCHOPでパン、チルト、カラーをDMXのチャンネルの値に整形しています。
FatBeamLayoutSimulator.toeについて
データテーブルを作成し、それをReplicator COMPを使って設置したいムービングヘッドの数だけ複製するようにしています。サンプルでは32個作っています。
注意点
Replicator COMPをベースにしたタイプは判りやすいのですが処理負荷が高いため、Instancingを利用したタイプを作りました。
シミュレーションする台数が多い方、あるいは動的なレイアウト変更を行う場合はこちらの方が使い勝手が良いと思います。
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