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Netflixオリジナルドラマを見ていて気づいたこと

最近、時間はたんまりあるのでNetflixのオリジナルドラマをよく見ています。

いまのところ
Stranger Things
Sex Education
ペーパー・ハウス
ELITE
の4つを見終わったかぎりで、
めちゃくちゃ見まくっているわけではないのですが、
この4つを見て気づいたことがありました。

今日は、それを2つのテーマに分けてアウトプットしてみようと思います。


● 主人公がたくさん存在すること

オリジナルドラマを見ていて思ったのが、
それぞれのキャラクターに等しくスポットライトがあてられていることでした。

一般的に、あからさまに「主人公」と思われる人がストーリーをガンガン進めていくという描き方もあると思うのですが、そういう感じには見えなかったです。

そうではなくて、それぞれのキャラクターのストーリーを深く掘り下げて、それぞれの思いや感情、悩みに光を当てているように見えました。

時々、ドラマのストーリーの本題のことを忘れてしまうくらい、
それぞれのキャラクターの内面や関係性にフォーカスしているように見えました。


たとえば、「ペーパー・ハウス」では、
銀行強盗が主目的であるはずなのに、個性豊かなキャラクターの内面や関係性にフォーカスするシーンが非常に多かったです。

もし、銀行強盗だけに集中するのであれば、
1シーズンですべて終わったんじゃないかな....。


そのようなストーリーの描き方が故に、それぞれのキャラクターに光を当てることで、ぼくは人間への理解が非常に深まった気がします。


〇〇の経験をしてきて、〜と思う
▲▲という事情があるから、こういう行動をした


といった感じに、それぞれの人に事情ってありますよね。

そういう意味では、主目的であるストーリーに都合よく個人が寄せていかないというか。


でも実際、現実世界ってこのまんまだよなと思いました。

みんなそれぞれ事情があって、生きて、仕事して、生活してますよね。

むしろ、それぞれにフォーカスをあてることで、個人を非常にリスペクトしている姿勢を感じました。

それ故に、ドラマを見ていて面白いなと思ったのかも。


まとめると「みんな主人公」のような描き方をしているように見えました。

アイアム主人公 / 中村佳穂ですね。


● 当たり前じゃなかったことを当たり前のように描くこと

昨今はLGBTQへの偏見は少しは薄れてきたと個人的には感じていますが、Netflixのドラマではそんな偏見など元々ないようにキャラクターを描いているのが特徴的でした。

たとえば、Sex EducationとELITEのドラマの中には、母親が二人いる家庭が当たり前のように描かれていました。

そこに過剰にスポットライトが当てられるわけではなく、ごく自然に描かれていました。

ここは見ていて、特に「おお〜」と思った点でした。

別に、そこに対して説明があるわけでもないんです。

ほんと当たり前のように描かれている。


「ひとつとして同じような家庭の形はない」ということを暗にメッセージで伝えているように感じられますね。


もちろん、恋愛でも当たり前のように男女の組み合わせ以外のシーンが描かれていました。
ここまで自然に描かれていると逆に気持ちいいね。


いかにも「LGBTQに配慮してますよ」みたいな作品は、やらしいなとぼくは思ってしまうので、この点、Netflixのオリジナルドラマはとても見やすかったです。

これは個人的な信条なんですが、本来人間は誰を好きになってもいいし、自分の性別の枠組みに苦しまなくてもいいと思っています。

好きだなっていう素直な気持ちが一番だよね。

もちろん、その気持ちに対して文化や宗教が邪魔してくることも大いにあるとは思います。

それもリアルですよね。


まあ、そういう意味では「好きだ」という気持ちを正直に描かれているので、Netflixの制作文化は非常に人間愛にあふれているのだなと思いました。

これ素晴らしいことだと思います。


当たり前だと思っていたことを、とてもスマートに覆している。

ドラマを見ていると、自分の古い価値観がアップデートされて刺激になりますね。


● まとめ

まとめるほどの文量ではないですが、
Netflixのオリジナルドラマは非常にそれぞれのキャラクターを尊重しているように感じました。

「個人の時代だ」と世間的に言われるようになりましたが、
Netflixのオリジナルドラマを見て、それぞれの「個人」を深く観察し理解することは、これからの時代を生き抜くために、もしかしたら役立つかもしれませんね。

I understand You

ですね。


おしまい


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