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MPC Renaissance / StudioについてたDawソフトの感想

初めて楽曲制作を始めようと購入したのがMPC Studioでした。

これに付属していたDaw(と言ってもいいのかな)でずっと作業をしてきたわけですが、2ヶ月ほど前にAbleton Live 10を購入してからはMPCで組んだものをAbletonに流してそこで作業するようになりました。

初心者の私がMPC Studioだけでは満足できなくなってしまったワケについて書いていこうかなと。




1.ミックスコンソールは信用するな

MPC Studio購入時に店員さん(いろんなハードをお持ちで、ビートメイクやらDJやらやってる方)からいろいろと教えてもらってたなかで、
『このDawのミキサーは信用しちゃいけないよ。正直あまり良くはないから。まあ初心者の人はそこまで気にしなくてもいいけどね。』
と言われたのをすごく覚えてて。ある程度ミックスにまで気を使うようになってきた段階で、「そういやこれ使いもんならないんだよな」と不安になってきたんですよね。
「じゃあLogic持ってるんだし、Logic使えばいいんじゃね?」とはなったんですが、結局Logicの使い方もわからずじまいでMPC Studioにしがみついて制作してました。

下の画像だと黄色信号出てます(実際は赤信号で0db振り切ってます。)が、知り合いのビート作ってる子にこれ聴かせたら『音いいすね〜!』と言われたから「マジで?嬉しい!」とはなったものの、その反面なんかもう色々わかんなくなってくるよね。でもありがたかったよ。

スクリーンショット 2020-03-21 19.56.40



2.Song ModeとTrackの無駄な往来

MPCにはSong Modeというのがありまして、組んだシーケンスを好きな順番に並べて展開なんかを作ることができるんですよね。

他のDawだと縦にトラックを並べることができて、横が時間軸になっていることが多いと思うんですが、MPCのSong Modeだと下の画像みたいに縦にトラックを並べられないので、例えば「ここのキックだけ抜きたい」とか「ここに音を足したい」とか思ったときに、わざわざトラックに戻って作業しないといけないし、この音ひとつをどうしてもここに足したいがために新しくトラックを作らなきゃいけないのが面倒なんですよね。面倒ですよね、わかります。もっと効率的な方法ってあったりするのかな。

スクリーンショット 2020-03-21 19.57.02



3.ビート(トラック)を作ることに特化している

曲が作れるようになってくるとラッパーのアカペラ音源を使ってリミックスが作りたくなってきたわけですが、MPC上でボーカルをミックスするのって無理じゃないですか。始めた当初は無理やりMPCに取り込んで、小節でぶつ切りにして貼り付けたことがあるんですが。どんなけ無謀な作業だよ。

「これは他のDaw買わなきゃだめだわ」っていう考えになったわけです。


理由としてはこれぐらいなのかな。

すごい詳しい人だともっと具体的な話とかメカメカしい話ができるのかもでが、私ぐらいのレベルの話もどこかに需要がある気がするので書き留めておきます。



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