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【要注意!!ラピスラズリ②の取り扱い】
どうも、とよぴーです!
今回は定番人気である、ラピスラズリについて
深く語っていこうと思います。
【品質の見分け方と取り扱いの注意点】
品質についての見方ですが、
宝石の世界とパワーストーンの世界では少し違うように思います。
共通部分としては、色のグラデーションや
まだらな部分がなく、真っ青な均一のものが高品質だと言われています。
更に、色合いが若干紫がかったものの方が価値が高く、緑がかったものは少し価値が低いと考えら
れています。
色の濃さ・深さについては、明るくても暗くても価値への影響は少ないようです。
(暗いものはいいのですが、黒っぽくなると価値が低くなります)
先述した宝石とパワーストーンの
考え方の違いについてですが、
パワーストーンが好きな方は、
ラピスラズリには
星空のような金色の点=パイライト
が入っているというイメージを持つ方も多い
と思います。
ただ、これが宝石の世界になると、このパイライ
トが無いものの方が価値が高いとされているので
す。
パワーストーンや天然石が好きな方には
これも好みだと思いますので、その意味で、
見る人によって少し価値が変わってくる石かなと思います。
さて、最古の宝石と呼ばれるラピスラズリを使っ
た、貴重で有名な宝飾品を少し挙げていこうと思
います。
正倉院の紺玉帯(こんぎょくのおび)、
エジプト考古学博物館のツタンカーメンのマスク、ルーブル美術館のルイ14世の塩入れ、
中尊寺金色堂の留め金具などがあります。
ここに挙げたものはごく一部ではありますが、
実物を見に行けるものもありますので、お好きな方は行かれてもよいのではないでしょうか。
取扱い上の注意ですが、ラピスラズリはなかなか
取り扱いが難しい石という印象があります。
よく言われるのが、身につけている内に表面が白
く削れてくる現象です。
これは水に弱い為と言われることも多いのですが
水に少し濡れたくらいで削れてしまうということ
はまずないです。
流水浄化も良くないと言われますが、
軽く水で洗うくらいであれば問題はありません。
それよりも問題なのは汗です。
汗も少しつくくらいならよいのですが、
夏場であれば、ブレスレット等で身につけている
と汗がつき、それが乾くとどんどん汗の成分が
凝縮されていきます。
これがラピスラズリにとっては良くなく、表面が
溶けていくような、削れていくような現象の原因
になってしまうのです…。
ラピスラズリ以外にも、ロードクロサイトやマラ
カイトにも同じことが起こります。
ですので、特に夏場など汗をかく状況で身につけ
た後には、軽く水拭きをし、メガネを拭くような
柔らかい布で拭いてあげるようにすると、かなり
持ちが違うかと思います。
このように汗にかなり弱いラピスラズリですが、
この汗は体調によっても変わってくるため、人に
よってもダメージの具合が変わってきます。
気になる方は、夏場は身につけない方がいいかも
しれません。
次回は、
【ラピスラズリの偽物や加工品】
についてお伝えします(^▽^)/
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