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【幸運の石】✧ラピスラズリ①の魅力と幸運とは

どうも、とよぴーです!
今回は定番人気である、ラピスラズリについて
深く語っていこうと思います。

非常に高貴な印象のあるラピスラズリですが、
幸運の石としても有名です



では何故幸運の石として呼ばれているのか、
その秘密もお話できるかと思います。
結構誤解されている所も多いのですよ。


【名前の由来、産地とその成分について】

ラピスラズリは和名では
青金石(せいきんせき)や瑠璃(るり)
と呼ばれています。


鉱物の本では青金石と呼ばれていますが、
瑠璃の方が一般的には有名かもしれませんね。


ではラピスラズリそのものの由来はというと、
ラピス=石を意味するラテン語
ラズリ=青いを意味するアラビア語、なんです。


なんと!!
国やエリアを跨いで言葉が
合わさっているのですね。


このような所からも、ラピスラズリは世界最古に
流通した宝石の一つと言われているんです。


色々な場所で愛されてきたという歴史が、
名前にも表されているのですね。

仏教などでは長く、極楽浄土を飾る至宝の一つ
として珍重されてきました。

ラピス硬度IMG_20210801_200048

硬度は5~5.5と、めちゃめちゃ柔らかい訳では
ないのですが、案外傷つきやすいという特徴が
ある為、取り扱いには注意が必要です。

産地で圧倒的に有名なのはアフガニスタンです。

他には、ロシア、チリ、ミャンマー、アメリカで
も採れるのですが、ラピスラズリに関してはどこ
の産地で取れたか、鑑別では分からないという特
徴があります。

どこで採れたものも、成分にそんなに差がないと
いうことのようです。

一般的に流通しているものは、アフガニスタンの
ものが多い印象です。


次に成分についてですが、
ラピスラズリは単一鉱物ではなく、
色々な鉱物が混ざった複合鉱物です。

主成分はラズライトやアウィンというもので、
それにソーダライト、ノーゼライト等で構成され
ています。

ラピスラズリの中にある金色の斑点はパイライトで、
更に品質が落ちてくるとカルサイトや長石が
混じってきます。

その中でもラズライトとアウィンの比率が高いほ
ど、青色が綺麗な高品質のラピスラズリになると
言われており、他の鉱物との組み合わせや比率で
色合いや雰囲気が変わってきます。

ラピスラズリは誕生石としても有名ですが、
他の石とは違う特徴があります。

何と!!9月と12月、
両方の誕生石になっているんです。

他に9月の誕生石としてはサファイアがあります
が、実はこのサファイアという名前、
かつては、ラピスラズリのことを呼んでいた名前
なのだそうです。

古い文献に『サファイア』という名前が出てくる
場合、ラピスラズリのことを指している可能性も
あるのですね。

次回は、
【品質の見分け方と取り扱いの注意点】
ついてお伝えします。

お楽しみに(^▽^)/☆彡

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