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Po!coco 『めとからだが喜ぶ!視覚言語ワークショップ 』 9/16(土)14時〜@まちの基地アンテナ




はじめまして!Po!cocoーぽここーです!
このたび初めて豊岡演劇祭に参加させていただきます。とてもドキドキしております。 どうぞよろしくお願いします。

●Po!cocoってなあに?

演劇、ダンス、デザイン、教育と異なる領域で活躍するろう者3人によるユニットです。
音声に頼らず、「めとからだ」で、視覚で伝え合える楽しさや喜びをを体感してもらいた い。そういう思いで結成しました。


●Po!cocoがたいせつにしたいこと

音声言語とは異なる、日本手話という視覚言語で生活を営んでいるわたしたち。どうやって育ってきたか、どういう教育をうけてきたか、生きてきた背景がそれぞれ異なるわたしたちが大切にしたいことは?

『異なる他者への想像力』です。

自分とは全くちがう相手のことを理解しようと、相手の立場になって考える。そうしてできあがった想像は果たして、ほんとうに相手のためになっているのでしょうか。

そして、自分のことを真剣に考えてくれることはとても嬉しい反面、本当の意味で理解しているのかどうか、決して他者にはなれない。分かり合えなさが常に存在します。私たちは家庭、学校、仕事など、それぞれの人間関係をもち、背景をもつ個々の人が、 複雑でも多彩で変わりゆく人生を歩んでいます。

「分かってる。」「前から知ってるよ。」そう口にした時。 こうに違いないという一方的な思い込みが、隔たりをつくってしまうのではないでしょう か。知ろうとしたけれど、相手の抱える実態とはズレてしまう。モヤッとしてしまう。そうした積み重ねで他者と溝を作り出してしまうのはとても悲しいことです。

そうした他者との溝を乗り越える手立てとして、音声を使わずに目と手を使って語らい合う日本手話の世界を通じて、他者との関係を新たにかたちづくることを試みます。


●ワークショップで何をやるの?

わたしたちPo!cocoは、目と手で話す視覚言語を土台にして、言葉として出てくる前の感覚を表現するワークショップを考案します。

視覚言語の最大の特徴は「ていねいにみる」ということ。 「みる」を起点に、他人の身体と動きで何を伝えようとしているのかを想像し、「ありの ままの他者」を知ることを試みます。

そしてその次は、からだを使って「ありのままの自分」を伝えてみます。

質問です!

「へえ〜!!面白い!」と高揚する感じを、 「へ、へえ...そう、なんだ」というちょっと引いた感じを伝えたい時は

視覚言語ではどう表現しますか?

小さかったり、大きかったり、とってもゆっくりだったり、ぶんぶん振ったり...など

ひとつとして同じものはなく、表現は豊かで自由なのです。

そんな楽しく遊べるワークショップをたくさん用意しています。 手話がわからなくても大丈夫!大切なのは「ていねいにみる」こと。そして、わかりた い、伝えたいという気持ちを持ってお越しください。

日本手話の知見に触れながら、自分の感覚の領域が広がっていくのを感じることで しょう。

本を読んだりスマホ画面をじっと見つめるその手を休めて、ろう者と、他者と見て触れ て同じ場にいることで、何かを受け取ってみませんか。

受け取った何かをていねいにみてゆき、他者に対する想像へとつなげていきませんか。

目で見て、手であそぶことから始めてみましょう。

Po!cocoと一緒に、他者とともに心と身体を開いて、自分自身の身体感覚が変わってゆくのを、どうぞお楽しみください。

Po!coco一同、豊岡にお住まいの皆さま、演劇祭にお越しの皆さまとお会いできるこ とを楽しみにしています!


東京プロジェクトスタディ「わたしの、あなたの、関わりをほぐす〜共在・共創する新たな身 体と思考を拓く〜」 ワークショップの様子(2021)
撮影:塚本倫子

めとからだが喜ぶ!視覚言語ワークショップ

日時:9月16日 (土) 14時〜15時半
※受付は13時40分開始となります。
会場:まちの基地アンテナ
住所:兵庫県豊岡市中央町1−4 ハラマキビル 1F

予約フォームはこちら
https://forms.gle/8JSKUCPNEQqy6yrG6


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