ラノベのタイトルと記事構成
中学2年の時に友人に「スレイヤーズ」を紹介されてラノベにはまりました。
最近はビジネス関係しか活字は読んでいませんが、コミカライズは結構読んでいます。
そんな私ですが、先日「ラノベのタイトルとストーリー展開」「ライティングのタイトルと記事構成」の関係は似ているのではないか、とふと思ったので本日はそれについてお話しします。
※特定のタイトルに文句を言う意図はありません。あくまで気づきの一環として捉えてください。
ラノベのタイトル付けは大変だ。
最近アニメ化が激しくて次々とメディアミックスされていますが、ラノベ業界が稼ぎ時になっているという見方と、競争が激化しているという見方があると考えています。
そうなってくると大切なのが「タイトル」の重要さです。
内容を端的に表現しつつ、見た瞬間に「おっ」と思わせるようなタイトル付けをする必要があります。まあ、これはどの業界でも同じかもしれませんが。
その結果、「何かないかな~」と思ってAmazon Kidleの検索をしていると、「あれ?このタイトル読んだような、でも微妙に違う気が・・・?」という風に混乱してしまっています。
実際に読むと面白いので最近はむしろそういったものを狙って探しているのですが、本当にタイトルで苦労しているなぁ、としみじみ感じます。
タイトルと内容が離れていく、という現象
そのようにしてたくさん見ていると、たまに「そういえばもうこれタイトルと関係なくね?」という作品と出会います。
ストーリーが進むにつれ、だんだん初期設定の方向性と違っていってしまっているのです。
まあ、個人的には「まあいっか、面白いし」として終わるのですが、なぜこうなるかを考えると、タイトルで引き付けるために色々と設定を盛り込んでしまっているからではないか、と考えられます。
漫画やラノベの黎明期は競争が激化していなかったため、現代特有の状況なのではないかと考えます。
いつの間にか内容が変わってきているライティング
私だけかもしれませんが、ライティングしていると似たような現象が起こります。
最初は「このテーマで書こう」と考えて記事を書くのですが、書いていくうちに派生的に出てきた内容を追加していくうちに後で見直すと「あれ?結論おかしくね?」となってしまいます。
もちろん内容に問題があるという面もありますが、「よくよく考えたらタイトルが適切ではなかった」というケースも多々ありました。
もちろん今は前もってタイトルと導入文、見出しと結論を先に書き出してそうならないように注意しているのですが、つい脱線したくなるのは悪い癖です。
自分が見る分にはまだ許せますが、相手がGoogle様だとそうはいきません。ライティングの奥が深いのか、自分が浅いのか・・・。
タイトルが全体を表すという認識は大切ですね
縛るという表現は適切ではありませんが、タイトルが持つ「縛り」に気が付かないと、結論や内容をころころ変えてもしっくりこないということが発生します。
最初はタイトルを考えて内容に移っていましたが、今では内容→タイトル→内容→タイトルというようにループしています。
個人的な意見なので人によって考え方は違うと思いますが、記事に違和感があるときはタイトルが適切かを考えるのも有効な手段だと思っています。
ただ、タイトルが不適切だった場合は全体的に書き直すパターンが多いので精神的にはやりたくないですが・・・。
短すぎると引き付けが弱くなりやすいし、かといって色々つけると縛りが多くなるし。タイトルって難しいですね。