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映画スラムダンクを観た。

12月3日公開のスラムダンクを本日観てきました。
まず、私は昨日から一切インターネットを使わず、事前情報(ストーリー、ネタバレ)が耳に入らないようにした上で今日を迎えました。
その上でご覧ください。

まず、以下、ネタバレを含みますので注意です。
何も知らないで観た方がいいと断言できます。















この辺で大丈夫でしょうか?









それでは感想です。専門家ではありませんので感じたままを書いていきます。

リアルな世界にスラムダンクの登場人物が試合をしたらこうなるのかという映画でした。
最初は、とあるキャラクターの話のみの噂を耳にしていたので始まってからの数分はどっちなのか不安を感じながら観ていました。

オープニングが入り、各キャラクターが手書きで描かれていくシーンの後、本編が始まりました。

山王戦でした!相手チームが階段を降りてくるシーンでユニフォームが映ったとき、ゾクっとしました。
そしてじわっと涙が出てしまいました笑。

基本ストーリーは宮城リョータを中心に進みます。
彼の家族で起こったことが都度語られ、並行して山王戦が描かれます。

キャラクターの絵は井上先生(監督)が描くイラストがそのまま動いているようでした。私は「目」の描き方に作者のイラストっぽさを感じました。
動きはスムーズです。おそらく、モーションキャプチャーが用いられているのでしょう。リアルです。

試合ではお馴染みのセリフが散りばめられています。
中には切られたセリフやシーンもありました。ここは色々な人に好かれているマンガですから賛否があるかもしれませんが、私は満足です。

試合中は意外と淡々と進んでいきます。マンガ的な表現を意図的に無くし、リアルさを求めたのかなと感じました。
スラムダンク自体が必殺技や特殊能力を使うスポーツ漫画ではないのでこれは作者が本来表現したかった、頭の中で描かれていた試合なのかもしれないと感じました。それをマンガという表現方法で連載されたのかなと思いました。

前半戦は意外と短いです。宮城家のストーリーが進んでいるうちに後半に移ります。ここも人によっては、、、というところかもしれません。

後半から最後へは怒涛のように進みます。
疲れが見られる各選手を鼓舞するようなセリフやシーンが描かれます。
三井寿はやっぱりいいです。何度も涙でマスクが湿りました。

最後の数秒のシーンはぜひ、映画館で見ていただきたいです。
マンガでの表現を映像化するとこんな感じになるのかと思うかと思います。
読んでいた時、こんな感じを想像していたよなぁ、というのを見事に映像化されています。

もちろん、誰もが期待していたであろう、桜木&流川のハイタッチもあります。
ぜひ劇場でご覧ください。

最後に、スタッフロールでこの映画の主人公がはっきりわかります。

私は、この映画をスラムダンクというマンガを少し俯瞰してみた場合に、最低限の感情移入をさせるための宮城リョータというキャラクターを用いた作品だと感じました。

マンガ的な過剰な表現も少なく、リアリティを求めながら、キャラクターを動かしていっているように感じました。
バスケットボールをスラムダンクという世界観で表現したらこんな感じですという印象です。

これから、パンフレットを読み込んで、ネットを解禁して色々な意見を見てみようと思います。

何度もしつこいですが、ぜひ劇場で見てみてください。
そして、できるだけ事前情報は耳に入れない方がいいです。
こんな駄文を読まずに行ってください笑。

初めて作品のレビュー的な文章を書きました。この作品が初めてで良かったと思えるような素晴らしい作品と思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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