支援者側として日々心がけること
私は、生活をしていく上で、「気持ちを安定させること」がとても大事だと考えています。
気持ちよく起きて、気持ちよく仕事をし、気持ちよく寝るために何をすべきかということです。
私は、支援者側として、色々なご相談をいただく中で、個々が安心できることは何かを聞いたり、日々の関わりの中で気づきを得られるようにするようにしています。
これは、いわゆる「逃げ場」をどれだけ持つかということにも繋がり、何か不安がよぎった時に縋るものを多く持つことで状況に合わせて使い分けができるというものです。
私が考えるに、この「逃げ場」も内容を十分に吟味しないといけないと思います。世の中にはこの逃げ場を利用して人を陥れるようなことも多くあります。なので、なんでもいいから逃げ場になりさえば良いとは思いません。その逃げ場が次の不安につながることがあるからです。
そのため、「自分が気持ち良くなることや居心地が良いことは何か」を観察することが重要になるかと思います。支援者側はこの観察眼を利用者側に向けることが必要なスキルになると考えます。
この観察眼は簡単には身に付かなく、人との関わりやさまざまな書籍、情報等を積極的に取り入れ、常に考えていかないと難しいと思います。知識だけでは表面的にしかならず、長期的な目線で物事を見ることは難しいのではないでしょうか。
常に考えることは常に意識することです。何気なく見た、聞いたものの本質を掴み、想像して考え抜くことが身につける最短の道だと私は信じています。
少しでも質の良い支援が自然とできるようにこの考え方はこれからも引き続き続けていきたいと考えます。
今日もご覧いただきありがとうございました。