家探し3 はじめてのモデルルーム2/2
モデルルーム見学を終え、テーブルに案内される。
席につくと営業マンから今の住まいの場所、家賃、希望する月々の支払額をヒアリングされた。その後に部屋ごとの価格の話が始まった。
最上階のプレミアムな価格にくらくらしながら、通常のお部屋の価格を眺める。日常的な買い物とはケタが違う大きな金額をいまいち理解できない。
営業マン「どうですか?」
わたしたち「高い・・・ですね・・・?」(よくわかっていない)
営業マン「まあこの立地ですからね!僕もね、仕事バリバリするのはやめて、もっと横浜寄りとかね、グリーンライン(横浜市営地下鉄)とかに引っ込んでのんびり暮らそうかな~なんて思うこともありますよ。ハハッ」
わたしたち「・・・」
当初の想定予算だと横浜寄りの東横線もグリーンラインなど少し範囲を広げても厳しかったので、営業マンは発言はかなりテキトーだったと思う。もはや客だと思われていなかったから、他のモデルルームでは普通に提示してくれる、月々の支払い額シミュレーションすら提示されなかったんだと思う。
この価格なら月あたりいくらの支払いだ!とすぐに計算できていたら、あれ?家賃と一緒じゃん!ここに管理費修繕積立金プラスしても買えるのでは?と現実的にシミュレーションできたと思う。
今思えば、1LDK賃貸の家賃にプラスαの支払いで2LDKの分譲に住めて、設備仕様のランクが爆上がりなんて、満足度すごかったと思うんだけどな。とにかく知識がないためにいろいろなことがぼんやりとしていて、販売価格が分かってもそれが月いくらなのか落とし込めなくて、冷静に判断できなかった。
営業マン:見込み客に困ってないマンション案内で、テンションは上がってないし相場も理解してない客がきた。どうせ買わないだろうからさくっと対応しておこう。
わたしたち:初めてのモデルルームで勝手がわからず、戸惑っていた。ローンや支払いのことを説明してくれたら賃貸⇒購入のイメージがわいて予算設定を考え直したかも。(受け身)
はじめてのモデルルームは営業マンとわたしたちの相性が悪すぎた。
撤退!
【今回学んだこと】
営業マンに好かれて損はない。とりあえずはじめてでも、買いたいです!という空気感を出していこう。そのほうがたぶん、しっかり説明してくれる。
次回、「中古マンション」