デジタルワークが秒速で片づく、全く新しい思考の整理術! 『SECOND BRAIN(セカンドブレイン)』
今回は、『SECOND BRAIN(セカンドブレイン)』をピックアップします。
ここ最近、なにか大事なことを思い出そうとしても、思い出せなかった経験はありませんか?
行動・思考法・生き方について専門家が説くのを読んだり、聴いたり、観たりするのに何時間もかけたけれど、その知識を活かしきれていない——。情報は十分に吸収しているが、結局、問題は解決されない——。
こうした状況を変えることを目的にしたのが、今回ご紹介する一冊です。
究極まで効率的なデジタル・メモ術 「セカンドブレイン」
SNS、ウェブサイト、動画、本、ポッドキャスト...アクセスできる情報が増え、私たちは消化しきれない量の知識を日々摂取しています。しかし、知識をただ摂取しただけでは意味がありません。 大事なのは、摂取した知識を「必要なタイミングで取り出せる」ようにしておくことです。
これを可能にしてくれるのが「セカンドブレイン」です。「セカンドブレイン」とは、大事なことを記憶するアイデアと情報の備忘録。情報を整理し、いま必要なことと、そうでないことを切り分け、将来役に立つかもしれない有益な情報を蓄積しておく仕組みのことです。
「セカンドブレイン」は記憶、アイデア、知識のデジタルな倉庫です。スマホひとつで操作できる、ポケットに収納された図書館だと言ってもいいでしょう。そしてこの仕組みは、こんなふうに役立ちます。
デジタル版「備忘録」こそが「セカンドブレイン」
メモや資料はいったんデジタル化することで、検索・体系化が可能になります。紙に走り書きして、「あとで探して整理すればいいか」と思うのではなく、どこを探せばいいかはいつでも明白なように、自分専用の〝知識の貯蔵庫〞を育てていくことが大切です。
このデジタル備忘録こそが「セカンドブレイン」です。勉強用のノート、日記、アイデアを記したスケッチブックをデジタル化し、1つにしたものと考えると分かりやすいかもしれません。
とはいえ、今や私達はごく自然にデジタルツールを使っています。すでにセカンドブレインはあらゆる場所に存在しているのです。
たとえば、予定を管理するカレンダーアプリや、どこからでもアクセスできるクラウドストレージなど。これらのツールにデジタルノートを追加するだけで、可能性はさらに広がります。
本書では、具体的なノートアプリ・ツール選びから、自分だけのデジタル備忘録を作るための4ステップを詳しく紹介していきます。
ムダを手放し成果を最大化するための「SECOND BRAIN」
セカンドブレインを構築することは、一定の期間内に取り組めば達成できるプロジェクトである一方で、それを「使うこと」は、生涯にわたる実践です。
本書では著者が見つけた方法のうち、もっとも効果的で、もっとも優れたものだけを紹介しています。
最強の「知のストレージ」を手に入れることができるだけでなく、ムダな労力とストレスからはスッキリ解放される——そんな未来を手に入れてみませんか?