見出し画像

忘年会で人脈を広げるための幹事術・お店選びとは『「最高のビジネス人脈」が作れる食事の戦略』

年末が近づくにつれ、忘年会が増えてきたのではないでしょうか?忘年会は、多くの人と知り合い、親しくなるチャンスですが、人脈を広げるのはとても難しいですよね。

人生100年時代と言われる今、会社員を辞めた後の人生を豊かにする「人脈」はとても重要です。今回は、2万人以上と食事をして「人脈で右に出るものはいない」著者による『「最高のビジネス人脈」が作れる食事の戦略』をご紹介します。

内向的な人こそやるべき「幹事術」

本書では、著者の経験を踏まえて、内向型で人付き合いが苦手な人、全く人脈がない状態の人であっても、少しずつ無理なく人脈を広げていける方法をご紹介しています。

今回は、「幹事術」をご紹介します。一見ハードルが高そうな「幹事」ですが、著者は「内向的な人ほど幹事をやるべき」と言います。
幹事にはメリットがたくさんあります。まず、会に参加するメンバーと個別にやり取りをするので、より親密になります。
また、幹事に対して、参加したメンバーは感謝の気持ちを持っているものです。幹事をすることで、別の食事会に誘われたり、人を紹介してもらうこともあるでしょう。

そこで、何度も幹事を経験している著者による「幹事のコツ」を一部ご紹介しましょう。
幹事のコツ1つ目は「会の目的」を明確化させることです。

「美味しいイタリアンを食べに行こう」
「ワインを飲みながら大リーグについて語ろう」
「広島出身者で集まろう」

などなど、いろいろ考えてみてください。その後、目的に合致する店を選び、案内を送ります。できれば、個別メールで、「なぜあなたを誘うのか」というコメントを入れるのが望ましいです。

幹事のコツ2つ目は、「話すこと」中心の会であれば、お店はなるべく同じ店で取ることです。定期的に予約してくれるお客さんはお店にとってありがたい存在なので、お店と良い関係を築くことができます。

会の成功を左右する!お店選び

この時「お店選び」も非常に重要です。会が盛り上がるには、「どんな人が参加するか」「どの店を選ぶか」、言い換えれば「楽しい会話」と「おいしい料理」が決め手になります。

では、会食の目的によって、どんなお店を選べば良いのでしょうか?
本書では「和食」「フレンチ・イタリアン」「中華」のジャンルごとに、それぞれのメリット・デメリット、目的別の向き・不向きなどについて解説しています。

<和食のメリット>
・和食の苦手な人はまずいない。見た目にもわかりやすいので安心して食べられる
・酌をし合うことで、お互いの距離を縮めることができる
・誰もが親しみがあるのでリラックスしてもらえ、時間も短時間で済むので、まだあまり親しくない人、忙しい人の会食にいい など

<和食のデメリット>
・昨今の材料費の高騰の影響を受けやすい。とくにいいものはかなり高値になってしまう

和食の効果的な使い方としては、おでんや割烹の店を利用すると、お互いの好きなものを別々に食べることができ、食事量を各自コントロールできるという利点があります。
また、相手の出身地の郷土料理、地酒のお店を選ぶと、その話で大いに盛り上がることもできます。

本書で、フレンチ・イタリアン/中華の特徴も確認して、忘年会のお店選びにお役立てください!

この本で対策はバッチリ!忘年会で人脈を広げよう!

せっかく忘年会に行くなら、その機会を最大限に活用したいもの。本書は、今回ご紹介した「幹事術」「お店選び」だけでなく、内向的な人でも盛り上がる会話術や、また会いたいと思わせるためのメール&SNS&名刺活用術など、幅広いトピックを解説しています。
また、著者おすすめの手土産や、予約の取れないお店を予約する方法もご紹介。この1冊に、人脈を広げる全テクニックが詰まっています。

みなさんも、年末の忘年会に向けて人脈を広げる準備を進めてみませんか?


いいなと思ったら応援しよう!