「今こそ読むべき」と話題!「地政学」が楽しくわかりやすく学べる『13歳からの地政学』
今回は、「地政学」が楽しくわかりやすく学べる『13歳からの地政学』をピックアップします。
「素人でも読みやすい」「今こそ読むべき」と話題の『13歳からの地政学』。高校生・中学生の兄妹と年齢不詳の男「カイゾク」との会話を通じて、「地政学」を学ぶことが出来る1冊です。
担当編集者のコメントとともにご紹介
こんにちは。担当編集の若林です。
突然ですが、ロシアがどこに核兵器を隠し持っているか知っていますか?
正解は北海道の北、オホーツク海です。
得意げに書いていますが、すいません私は『13歳からの地政学』を編集するまで知りませんでした。核を持つ国は学校で習いますが場所まで考えたことがなかったし、どこか国の大事な軍事施設にあると思い込んでいました。
歴史を学ぶだけでは理解できない
「国際情勢」と「ニュースの裏側」がわかる
核兵器はただ持っているだけでは不十分で、いつまでも潜っていられる原子力潜水艦、海の中からミサイルを発射する力、潜水艦を隠すための深く自分の縄張りにできる安全な海、という3つを確保できて初めて最強のアイテムになるそうです。
この条件を満たすために世界ともめごとを起こしているのが中国です。
これまで中国が南シナ海に手をのばすのは海洋資源を手に入れたいからだと思っていました。でも実際は保持する核を隠す場所を手に入れるためでもあると知りました。
いま必須の「ビジネス教養」
本書はいま世界で起っていることの本質や背景をわかりやすく学ぶことができる1冊です。
ロシアが広大な土地を持っていながら隣国に侵攻し続ける理由、どうして国際法は守られないのか…...。
本書が難解な国際情勢を理解するためのはじめの一歩となると信じています。