「運のいい人」の思考と行動を科学的に検証!『セレンディピティ』
こんにちは。今回は『セレンディピティ』をピックアップします。
「なぜ、あの人には幸運が多く訪れるのか?」膨大な事例をもとに「運のいい人」の思考と行動を科学的に検証。人生に違いをもたらす「点をつなぐ力」を、あらゆる人が活用できるメソッドとして紹介します。
セレンディピティって何ですか?
セレンディピティは怪しいものではありません。突然、空から降ってくるものでもありません。それは予想外の偶然をポジティブに捉え、結びつけていくプロセスです。
予想外の出来事は誰にでも起こりえます。それをうまく受け止め、次につなげられる人が、結果として「運のいい人」になるのです。
では、あなたも運のいい人になるには、どうすればいいか。本書ではセレンディピティを育むための方法を紹介します。
セレンディピティを使いこなすリーダーは強い
急速に変化し続けているビジネスの世界において、次に何が起こるか、どのような人材やリソースが必要になるかはわかりません。そのため、組織においても「セレンディピティ」を受け入れることは重要です。
ハーバード・ビジネススクールのエイミー・エドモンドソン教授の研究によれば、「失敗についてよく議論する組織ほど、パフォーマンスが高い傾向にある」とか。逆にパフォーマンスが低いチームでは、失敗は隠蔽されがちです。
たとえば、うまくいかなかったプロジェクトから何を学んだかを関係者が議論する「プロジェクトの葬式」を開くことは、チーム内でのの知識共有と信頼感の醸成につながり、セレンディピティを誘発します。
担当編集者より
2016年に『ライフ・シフト』を刊行してから、ライフシフトに踏み込める人とそうでない人の違いはなんだろうと考えていて、出会ったのがこの本です。
人生は計画どおりにはいかず、むしろ、予想外の出来事に溢れていると著者は言います。それをワクワクする機会と見なし、活かせるかどうかで、人生の可能性も変わると。
確かに、私が出会ったイキイキと生きておられる方々は、たくさんのいい偶然に恵まれているように見えました。でもそれが、単に「恵まれた」のでなく「引き寄せた」ものだとしたら?そんな方法はあるのか?その答えが本書にあります!
試し読みは▶︎こちら
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