優秀な管理職に必須の36のルール! 『新 管理職1年目の教科書』
今回は、『新 管理職1年目の教科書』をピックアップします。
チームで仕事をしていると、「部下への指導が上手くいっていない気がする...」「そもそも部下とのコミュニケーションがうまくとれているのだろうか...」といった悩みを感じることはありませんか?
今回の『新 管理職1年目の教科書』では、チーム・マネジメントの軸として持つべき考え方と、 初めて管理職となった皆さんが、より成長できる仕事術 をお届けします。
管理職として知っておきたい「マネジメントの背骨」
管理職となったあなたが、まず最初にしっかりと認識しておくべきことは3つあります。
これはどのような時代であっても 不変の「マネジメントの背骨」 ですので、心に留めておく必要があります。
以上の3点を踏まえ、それを実現していくために管理職として必要なことは、 次の6つの力を磨いていくことです。
本書では、これらの力を磨いていくための具体的なノウハウを「36のルール」として紹介いたします。このうち、「最強チームを構築する力」に関わるルールについて、少し見てみましょう。
リーダーシップの総量がチームの力を決める
リーダーシップとは、「自ら声を上げ、それに対して周りが喜んで動くような『影響力』」 のことであり、立場や仕事の内容にかかわらず、すべての人が発揮できるもの。ですので、各メンバーが高いリーダーシップを発揮できるような、リーダーシップ・キャパシティの高いチームをつくることが重要です。 そして、このリーダーシップを発揮できる前提条件として、仕事へのモチベーションは欠かせません。
あるエンターテインメント系企業で、著者が課長クラスの管理職の方々に「あなたのチームは何をしているのですか?」という問いを投げかけました。すると、次のような回答が返ってきたといいます。
「私たちは世界中の人々に夢と喜びを届けている」
「私たちは、感動を生み出すために世界一の音響を創り出している」
上司が部下にまず伝えるべきことは、仕事の意味やチームの存在意義 です。「あなたのチームは何をしているのですか?」という問いに対する回答を、自分の言葉で部下にしっかり伝えましょう。
より一層のマネジメント力の強化に役立つ1冊
他にも、マネジメントに必要な6つの力を高めていくために役立つ具体的なアクションが紹介されています。
それぞれのルールとその背景にある理由を理解して、あなたに合った形で身につけていくことで、 「チームの成果の最大化」を実現できる管理職 により一層近づくことができるでしょう。
管理職としての一歩を踏み出す方、チームを束ねるリーダーとして活躍したいと思っている方に、ぴったりの1冊です。
▼好評ロングセラー、待望の改訂版!▼
外資系マネジャーが必ず成果を上げる36のルール
『新 管理職1年目の教科書』
▼「激変の時代」の自己成長&サバイバル戦略▼
マネージャー不要時代のリーダー論
『管理職3年目の教科書』