19万部突破!地政学入門書の決定版『13歳からの地政学』
今回は、発売から1年以上経っても売れ続けている『13歳からの地政学』をピックアップします。
「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」でリベラルアーツ部門賞獲得、Amazonレビュー1,900件超…。大人から子どもへ、子どもから大人へと、世代を超えて大反響を巻き起こしている『13歳からの地政学』の魅力を、改めてお届けします。
国がどうやって消えていくのか、知っていますか?
この原稿を書いていた6月下旬のある日、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏による反乱のニュースが飛び込んできました。
そのニュースを見て思い出したのは、4章にあたる「国はどう生き延び、消えていくのか」です。この章では、オーストリア・ハンガリー帝国を事例に、戦争や内戦のあった国がどのような道筋をたどるのかを教えてくれます。
ロシアと亡国の共通点を考えてみる
オーストリア・ハンガリー帝国には、たくさんの民族がいて、それぞれが別の言葉や文化、歴史を持っていました。国のリーダーはうまくそれぞれの民族のバランスを取って、国民をまとめようとしましたが、求心力が弱くなった結果、戦争に負けてオーストリア・ハンガリー帝国はなくなってしまいます。
一方、ロシアもまた190の民族がいると言われる国です。多くの民族を抱える大きな国ならではの苦しい事情があります。本書の3章では、こうした大国の事情について知ることができます。
国際ニュースの裏側を理解するのに最適の1冊
「ロシアで反乱が起きたみたい」
このニュースを知って、どうしてこんなことが起きるのか、もし国が分裂したらそこに住む人はどうなるのか、大人でもこうした問いにスラスラ答えることは難しいことです。もし子どもや孫に聞かれたらどう答えればいいのでしょうか。
本書は、いま世界で起きていることの本質や背景を、高校生・中学生の兄妹と年齢不詳の男「カイゾク」との会話を通じて楽しくわかりやすく学ぶことができます。
この夏、本書を読んで世界を知る入り口に立ってみませんか?
\19万部のベストセラー!世代を超えて大反響/
新しい時代の課題図書『13歳からの地政学』