1冊で「決済の歴史と仕組み」がよく分かる!『教養としての決済』
今回は『教養としての決済』をピックアップします。
私たちがほぼ毎日おこなっている「決済(=支払い)」について、少し考えてみると不思議なことだらけじゃないでしょうか?
なぜ地球の裏側の相手に支払えるのか、なぜクレジットカードはこの形なのか、なぜ今も紙幣や貨幣がなくならないのかーー。
今日は、日常生活に欠かせない「決済」の歴史や仕組みを、教養として学べる一冊をご紹介します。
世界は決済で回っている
毎日のように「支払い」「支払われる」決済。水や電気と同じくらい大事なこの社会インフラについて、正確に理解している人は少ないのではないでしょうか。
本書ではまず「決済とは何か?」「決済が機能するために何が必要なのか?」をざっくりと解説したうえで、現在の決済の仕組みがどのようにして作り上げられてきたかの歴史を紐解いていきます。
お金がお金を生み出す仕組みとは?
長い決済の歴史の中でも大きな転換点となったのは、現金に次ぐ最大の決済手段にして、もっともグローバルな決済手段である、「クレジットカード」の出現でした。
多くの人にとっては魔法のような道具ですが、カードの支払いの仕組みは思ったよりも複雑です。現代のほとんどの決済システムの基礎となっている、この「4コーナーモデル」を理解することで、お金からお金を生み出す巧妙な仕組みのからくりを知ることができるのです。
新時代に知っておきたい、教養としての「決済」の仕組み
非常に身近で欠かせない存在である一方で、「決済」ほど無視されているものもないでしょう。私たちが決済に依存している度合いと、そのリスク、今後の展望について学ぶことができる最高の入門書として、ぜひ本書を手に取ってみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?