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恋愛経験ゼロのオタクが人生で初めて告白した超絶ニガい思い出話

どうも社会のゴミクズ、とよいけです。

僕は人生で5回告白したことがある。
そのうちの最初の1回を語ろう。

僕の人間性がおおいに現れてるはずだ。

とよいけ社長、人生初めての告白


僕は学校生活で異性を好きになることはあっても告白することは一度もなかった。
大学1回生になるまでは。

大学1回生だった頃のある日...
僕は食堂で食券を買い、いつものように空いている席を探していたときだった。

その時、僕の目に入ったのはある女性だった。(以下から"彼女"と呼ぶ)

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彼女は身長がとても低く、ハイヒールで誤魔化していた。

化粧は濃すぎず、太ももの露出度もほどよく、そして何よりプリケツでかわいかった。

雰囲気は、清楚系と小ギャルを足して2で割ったかんじかな。

僕はその子に一目惚れした。

しかし、彼女は僕より1つ学年が上だ。
しかも、常に3人の男友達とつるんでいる。

さて、どうやってお近づきになるか...。

僕は1つアイディアがひらめいた。

実は、彼女と兄は同学年だった。
学科が違えど、校舎はそこまで広くなく、よくすれ違うとのこと。

そこで兄から「毎週水曜日は図書室で映画を見ている」という情報を得て、僕は水曜日にターゲットをしぼり、彼女に告白することにした。

このころ、僕は『告白することが異性を振りむかせる唯一の方法』だと思っていた。

今思えばとても恥ずかしいことだが、無知ゆえに致し方がない。

運命の日


そして、ついに運命の水曜日がやってきた。

僕は意を決して告白しようと彼女のうしろを尾行する。

しかし、なかなか3人の男友達と離れない。

僕は諦めて来週の水曜日にズラそうとした、その瞬間!
彼女はようやく3人の男友達と離れたのだ。

これはもはや「わたしに告白してください!」と言わんばかりの絶好のチャンス。

彼女はエレベーターにのり、僕は行き先を確認して全速力で階段でかけ上がった。

すると、彼女は図書室に入ろうとしていた。
僕は崖から飛びおりる覚悟で声をかけた。

僕「あ、あの...!」
女「!?...はい?」
僕「えと...、ずっと前から好きでした。あの...、もし、時間があれば僕とお茶でもどうですか?」
女「時間があればね」
僕「...」

僕は彼女に告白してからすぐに立ち去った。

が、時間がたったのちにメールアドレスを聞き忘れたことに気づく。
(補足:当時はまだラインが主流ではなかった)
緊張のあまり、メールアドレスを聞き忘れるという大失態をおかしてしまった。

なので、もういちど彼女に声をかけることに...。

僕「あ、あの...」

彼女はすでに映画を見ており、こちらの声に気がつかなかったので、彼女の肩をおそるおそるソフトタッチした。

僕「あ、あの、ごめんなさい...」
女「?」
僕「あのメールアドレス聞き忘れたんですけど、教えてもらっていいですか?」
女「はい」
僕「ありがとうございます。ちなみに、このあと一緒に帰れますか?」
女「授業が終わったらね」
僕「わかりました。僕、下(ロビー)で待っていますね」

そういって僕は立ち去った。

7年ぐらい前の話でセリフはうろ覚えだが、告白したときのシーンは今でも鮮明に覚えている。

メールアドレスをゲットしてウキウキしていたのも未だに覚えている。

僕は大学のロビーで香水をしっかりと全身にふりまくり、彼女の受けている講義の終わりを待つばかり。(おおよそ2時間ほど待った)

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しかし彼女は、僕が待っていたロビーに来ることはなかった。

時間を見ると、あきらかに講義は終了しているはずなのに、なぜ降りてこない...?

僕はおそるおそる彼女からゲットしたばかりのメールアドレスにメールを送った。

僕「こんにちは。先ほどの"とよいけ"です。ロビーで待っているのですが、まだ時間がかかりそうでしょうか?」

こんな感じの文面を送ったら、まさかの...

女「あ、ごめん!もうバスのっちゃった...。せっかく待ってくれてたのにごめんね!」

僕のことを忘れて、別のルートから先にバスに乗ってかえっていただと...。
(補足:僕と彼女は某駅からの行きと帰りのバスは同じ)

ふつう、告白された相手のことなんて忘れて先に帰るはずないよな...。
なんでだ?僕の何がいけなかったんだ??

僕は半泣きになりながら1人でバスに乗ってかえった。
ショックのあまり、その日の夕食はノドを通らなかった。

この状況からして、どうアガいても脈なしなのは小学生でもわかることだ。

だが、僕は諦めきれず何度もメールした。
案の定、彼女からの返事はかえってこなかった...。

いつの間にかストーカー気質に...


それでも諦めきれず、僕は彼女と直接あって話をするために、何度もうしろから尾行した。
もはや、やっていることがストーカーで我ながら何をやっているんだと今更ながら思う。

時には、彼女がバスに乗る時間をあわせようにも乗り遅れてしまい、猛ダッシュで大学から駅まで走ったことがある。

歩くと25分ぐらいかかるところ、僕は10分で走りきり、駅に到着した。

だが残念なことに、電車がすでにきており、彼女がそれに乗ったため、話せるチャンスがなくなってしまった。

こんなにも彼女のために必死になっているのに、どうして僕の恋は実らないんだ...。

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そうやって何度も落ち込んだ。

そして数ヶ月後、彼女とバッタリ帰りの駅で出くわした。

友達止まりでもいい。
どうしても僕はあなたと友達になりたい!

そう思い、死ぬ気で声をかけた。

短い時間だったが、彼女と会話をすることができた。

その後、彼女は女性専用車両に乗るから「じゃあね」って言われ、お別れした。

諦めかけていた僕は、会話できたことの喜びのほうが勝り、またまたメールをした。

すると、めずらしく返信がかえってきたが、少しやりとりの後に「もうメールしてこないで!」って言われた。

そして、彼女とのやりとりは終わってしまった。
これには心が折れた。

これだけ必死になってアタックしても全く恋が実らないとなると、さすがに諦めがつく。

その2年後


まさかの彼女と同じ研究室に配属がきまる。
つまり、彼女は留年したのだ(笑)

このときの僕の心境は複雑だった。

目の保養ではあるが、直接あって話すのも気まずいし、何よりFラン大学で留年するような女を猛アタックした僕は女のみる目なし...。

そう思った。

大学の留年、すなわち親の金をつかってもう1年通うってことでしょ?

もっと良い人はたくさんいるはずなのに、なんでわざわざ親不孝&自分の時間を無駄にするようなクズを選んだんだろうね?(笑)

さらに、卒論を仕上げるためにはペアを組まないといけなかった。

僕は人見知りで誰にも声をかける勇気がなく、1人組めずでその日欠席していた彼女と組むことが決まってしまった。

彼女もこれを知ったときはツイッターで「なんであの人と...」と僕のことをツイートしていたそう...。

ちなみに、ツイッターに関しては僕が調べたのではない。
兄がなんらかの経緯でアカウント特定したみたい(笑)

アイコンの顔写真とツイッターIDがしたの名前であり、書かれている内容も僕のことだったため、彼女のアカウントで間違いなさそうだ。

このときの僕は落ち込むとかではなく、この先どうやって彼女とうまくペアとして連携をとるのかで頭がいっぱいだった。

ちなみに、僕は恐ろしいほど頭のわるい人間だ。
1人の力で卒論をしあげるなんて到底ムリな話だった。
どれぐらい頭がわるいかは、以下の記事を読んでもらえばわかる。

僕の頭のわるさと、彼女の不真面目さからして、どう考えてもこの2人のペアではうまくいくはずがない。

僕は彼女と連携をとることを諦め、教授に別のペアと組めるように説得した。

「プライベートでいろいろトラブルがあって...」という一言を教授に話したらあっさりペアを変えてもらえた。

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これで僕は2人グループの中に混じり、3人になった。
なんとかグループの2人にがんばってもらい、卒論は無事終了した。

どうでもいいが、この2人は心の広い方々だったので、僕はメンバーから恨まれることはなかったようだ。

卒論ではないが、実はこれより少し前に事件がおこった。

グループワークで友人と話せる人脈を失ってしまったのだ。
詳しくはこちらで...

そのころの僕は、あの事件を引きずっていた。

ちなみに、その友人と仲良かったころ「俺らで研究室を牛耳ろうぜww」とか「一緒にペア組んで卒業しようぜ!」とか言って一緒に入ってしまったため、研究室の配属は元友人といっしょという...。

つまり、研究室には彼女と元友人もいて、気まずさこの上なかった。

おわりに


かなり長くなってしまったが、[人生初めての告白]はここで終わる。

当時の僕は最高にバカだった...。

結局、彼女は研究室に配属されてからはほとんど出席していない。
にも関わらず、単位をとったという(笑)

あんなクズを死ぬほど好きになった自分っていったい...。
もはや言葉に言い表せないほど恥ずかしかった。

やっぱり女性は外見だけで選んだらダメなんだなと、少しだけ学べた。
まぁ今となっては良き思い出さ。

こういう思い出話はずっと頭の片隅にかざっておくのもなんだし、ここはネタにさせてもらった。

そして、この頃の僕はまだ恋愛で苦しんでいくことを知らない...。

続きのストーリーは、こちらからどうぞ。

最後まで読んでくれて、ありがとうございました!

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