コロナワクチン打ったら難病を罹患したって話②ワクチンとの関係性
前回の記事で指定難病「全身性エリテマトーデス」の罹患を報告した、とよじです。
↑全身性エリテマトーデスという病気の現在の病状について少し記載しています。
今回は、その病気とコロナワクチンの因果関係について述べていきます。
ワクチン接種回数
僕がワクチン接種をしたのは計2回。もともとそんなにワクチンについて思想やこだわりはなく、国や厚労省のhpをチラッと覗く程度の関心しかありませんでした。
はっきり言って仕舞えば、コロナパンデミック開始から約3年程度経つわけですが、初めこそ真面目に感染対策していましたが、今は形骸化した部分もあったり、消毒にそんなに拘らない時期もあったりしている、普通の一般人です。
職業が船乗りであったり、家族が多い(子供が8人います)こともあり、独身者より感染リスクが生活全体に及ぼす影響が多いため、多少はワクチンを信仰している部分もありました。
船は陽性患者が出ると動かなくなりますし、家族はまだ小さい子供もいます。
指定難病罹患
そんな中、この全身性エリテマトーデスに犯されてしまったわけです。
当人としてはもともと持病もなく、親族にリウマチ系の患者はいるものの、そんなに膠原病(こうげんびょう:全身性エリテマトーデスはその一種)に掛かるような心当たりはありませんので、まさに青天の霹靂。
それなりに落ち込んだり、誰かに当たったり(家族にも負担かけちゃってたかも)はしましたが、なんとか病気と向き合って闘病生活を送っています。
Twitterで目覚めた人たちの投稿
やはり気になり出すのはこういうツイートでしたね、病気の情報収集の片手間、目に入りますよ。
ワクチンの被害で親族を失ったと河野太郎大臣に直訴しブロックされた人や
自己免疫疾患(全身性エリテマトーデスがまさにこれ)が増えているという、お医者さんの話をする人
ワクチンのせいでこの病気は発病したのだろうか。
全身性エリテマトーデスの患者数は日本国内で約6万人、人口比率で言えば全体の0.0005%だそうです。
どんだけ運が悪いねんワシ泣
SSRのガチャかよ
って泣きたくもなりますが、これが本当にコロナワクチンの接種した影響なのでしょうか??
先ほど引用した「亡くなった遺族の方」と「知り合いのお医者様の自己免疫患者が増えている、という噂」の両名に言えることなんですが
エビデンスが非常に乏しいんですよね。
親族を失った悲しみも、いつもお世話になっているお医者さんの話。信用したいのは山々なんですよ。
しかしその実どちらもイチ「体験談」にすぎませんか??
全体が見えてないですよね。物事を主観的に捉え過ぎている。
私は悲しい思いをした、私が聞いた話は本当だ。主語が自分です。
エビデンスや証拠というのは、客観性がないと信頼できる代物ではありません。
僕の病気についても同じことが言えると思います。
辛いですよ、体は痛いし、仕事は船を降ろされたので給料激減、家では寝たきりなことが多いから家族から疎まれ、嫁からは「何もしないで飯だけ食うよね」となじられる。
誰にも本当の病気の辛さを理解してもらえない、上の子達は反抗期で話すら聞かない、下の子達はまだまだ手がかかる大変な時期、仕事が終われば動かない体に鞭打って10人分の買い物、日光過敏症も併発しているから全身マスクに手袋サングラスしていますが、この時期は地獄ですよ、それでも誰も助けてくれないから、自分の足だけで生きていくしかない。10人家族の大黒柱は文字通り、簡単に折れる訳にはいかないんです。
好きな仕事を追われ、趣味の筋トレやバイクにもろくに乗れないどころか、0歳ちゃんを抱っこして家の階段が登れなくなりました。
今まで買い物袋と3歳ちゃんと0歳ちゃん抱えて駆け足で4階まで登れてたんですよ。こんなに悲しいことってないよ
辛いから、誰かのせいにできたら楽だけどさ。
僕の病気がコロナワクチンと因果関係がある、というエビデンスは、患者本人の僕ですら持ってないんです。今後研究が進み、関係が認められる可能性はなきにしもあらず、程度ですよ。
だから患者ですら俯瞰的な視点を持っておらず「コロナワクチンを接種したから自己免疫の病気に罹患した」なんて口が裂けても言えませんね。
そうやって他人の恐怖心を煽っている人たちが、その先に何を用意しているか。
Twitterで「目覚めた人たち」相手に、人を騙す狡い商売をしていないか?
それを俯瞰的視点を持ってよく観察し、情報の真意についてはよく検討しないといけませんね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。もともとはお金が儲かると人を騙す情報商材を批判する記事を書いていましたが、最近コロナ関係でもそういうお金を集めている人たちがいたりして辟易していたので、このような記事を書きました。
タイトルと反するような結論でごめんね笑
もし興味があれば僕をフォローしてくれたり、これからの記事は病気関係(コロナとの因果も進展があるかも!?)を不定期に書くと思います、子供たちにお菓子買ってあげて!みたいな投げ銭もぜひお待ちしています。
強く生きていきます。子供残して死ねんから。
今後はこの病気を検索している人のために、延命の方法や国の支援について、病気発見に至った経緯など共有していきたいです。
さて、明日も生き延びよう。