創刊号『読むプロテイン』匿名で批判するのはダサい?実名、顔出しが正義か〜その価値観の危険性
どうもみなさんおはこんばんにちは、とよじ(@toyogym3)です。
本日からシリーズもの『読むプロテイン』を発刊していきたいと思います。(不定期更新)
※説明しよう!読むプロテインとは…読むだけでインターネッツビジネスに対する防御力が上がる読み物です。
通称『界隈』の人たちがたくさん出てくるので、おもしろかったらフォローお願いします。
今日はなにやら界隈のインフルエンサー()さんが騒がしいですね。彼らはみな、現在進行形で『匿名の批判者』から疑問を提起され、彼らを『アンチだ!』と定義し、ブロックし、聞く耳を持たず、いつものようにまた自分たちの殻に閉じこもっています。
こちらは会社の住所がマレーシアの私書箱になっていたマナブさん。
どうやら会社の住所が違っていたようですが…
こちらは医療従事者から若返りサプリの指摘を受けたイケハヤさん。
まぁ、彼らのことをよく思っていない人のいかに多いことか笑
しかし医療従事者をアンチ扱いは無理があるでしょう。
別の某有名な方もこう、ご高説を述べられています。
『匿名アンチの批判はダサい』
と。
今日は「匿名で批判するのはダサい?実名、顔出しが正義か〜その価値観の危険性」ということを考察していきたいと思います。
もうね、ハッキリ言って議論され尽くして、擦り切れてすり下ろされて、すりおろしリンゴみたいになったテーマですが、最近よく言われるのでぼくなりの所感です。
●匿名、実名とは?
では匿名、実名とはなんぞや?ということから。
昨今のインターネッツ空間、ことさらSNSやらゲームでは、自分のアバターをその空間に作り出し、自分の分身に名前をつけ、プロフィールを与えて情報のやりとりを行えますね。なんなら理想の自分になり切ることもできちゃいます。
このアバターなんですが、自称インフルエンサーさんたちは本名を名乗り、顔を出して商売をしているそうです。
それを担保に、我々インフルエンサー()を信じろ、というわけです。
逆にぼくのようなアニメアイコン等、匿名(自分の本名や写真を使わないアカウント)は信用ならない、アンチだ!と。
しかし本当にそうですか?
●それ信じてイイの?
そもそも論ですが、『実名顔出し』の人たちが、その顔が本当の顔で、名前が本物の名前ってどうやってわかるんですか???
月収〇〇万円高校生!日本一足の長いアスリート!などの肩書きもそうです。
『それをどうやってインターネッツ上で証明するんですか?』
今や画像についてはフリー素材や写真など、インターネッツから無限に入手することが可能です。かわいい人や芸能人の写真使ってる人、たくさんいますね!
※確か「なりすまし」はTwitter規約違反ですが、好きな人の写真を使うことは、著作権がグレーですが親告罪なので問題なかったはず。詳しい方いたら教えてください。でもなりすましはダメよ。
肩書きについても、自分で簡単に設定できますよね?プロフィールをちょいちょいっと『少しだけ盛って』書くだけです。まぁ月収1000万までならどのインフルエンサーもやっ((・x・)モゴモゴ)
そんな「自称実名顔出し」に信憑性はありますか??
芸能人だって芸名で活動する方がほとんどです。実名で働く人はむしろ少ない。
実名顔出しということは
インターネッツ上では証明し得ないんですよ。
たとえ、運転免許を提示させたとしても、その画像が本物かどうかなんてわかりません。偽造かも知れませんよ?画像をいじることなんて簡単です。
戸籍謄本だって改竄できるんですよ?何を信じて実名顔出しを信用しますか?
●じゃあ匿名で批判するのはダサいのか?
たしかに、草の影に隠れて捨て垢のようなのでコソコソ、突撃気味に絡む、言い返されたらアカウントを消して逃亡。
そんなのは卑怯ですよ。ダサいと思います。
しかし実名顔出しが本物の実名か、わからない時点で匿名と実名に差なんてあり得ません。
インターネッツ上での市民権に匿名も実名もありませんよ。どちらも平等に発言の権利があり、商売をしたり、言論を楽しんだり、ネットに触れるチャンスは与えられています。
もし仮に
彼ら自称インフルエンサーの言う『顔出しして活動している我々の方が偉いのだ』というなら僕はこう言います。
僕の前でそれ言うなら、筋トレに言及する発言をするのなら(自称インフルエンサーさんたちは筋トレが好きですよね)
せめて乳首くらい出してから偉そうに発言してほしいもんですね、ほんとダサいよ。
もちろんそんなこと、ないでしょ笑
※画像は加工してあります。こんなに太らせることも可能です。
●実名顔出しというだけで信用する危険性
例えば「月収〇〇万円!借金500万円でもブログでフリーランスに。借金芋作」さんのような方。
※いまネコロス氏誠意連載中ですのでまだ読んでいない方は是非
この芋作さんのようなプロフィールの自称インフルエンサーをまるっと信用するほうが、はっきり言って危険ですよ。
前述の通りなにが本当かわからないじゃないですか。
●なぜ匿名の批判者をアンチとするのか
では、なぜ彼らは匿名の批判者をアンチと定義して、攻撃し、信者に批判させるのでしょうか。
もうここまで読んでいただいた方に説明の必要はありませんね。
●それ自分の商売のためじゃない?
実はこの「共通の敵を作り上げて団結する」手法、ドイツのヒトラーがやっていた手法そのままなんですって。
自称インフルエンサーが『あいつはアンチだ!あいつの言うことは嘘だ!みんながんばってるのに、何もせずに批判ばかりするのだ!サクッと稼ぐには、サクッとブロック』
などと言えば、思考停止した信者さんは『イケハチさん有益ですね!そうですよね、アンチはブロックです!』と謎の連帯感が生まれます。
これ、自称インフルエンサーさんお膝元のカモプールにいないとわかりませんけど、ほんとにアンチは『極悪非道の何もしてないやつ』に見えるんですよね。
ぼくは元養分なので知っています。自称インフルエンサーさんはフォロワーの数だけは多いので、強そうで正しいこと言ってそうなんです。(実はフォロワーなんてお金で買えます)
もちろん彼ら、全部が全部嘘は言ってません。ところどころ、精神論などはうまーく真実を言って、信者を本気にさせて、少しずつ情報商材を売り付けて、裏でニンマリしているんです。
この謎の団結感を生んでカモをプールに留めておく手法が、自称インフルエンサーさんの常套句です。
外界と遮断させる。がんばってる自分たちは崇高だ。他の意見なんか聞くな。ってね。
Twitterはまたアルゴリズムが強力なため、そのプールに入ると周りはみんなカモだらけ、サクラも混じっていてさらに蟻地獄ですよ。(我ながらよく知ってるでしょうwww)
ぼくはある程度社会経験があったので、キメラゴンくんのカモプールにいる人たちが「このnoteはなんて有益なんだ!」と大絶賛するもんだから目を疑いました。
えええ!?これでぇ!?!?ってね。
まぁその話は追々ということで。
●この世は所詮弱肉強食
明治時代初期、緋村抜刀斎一派が対峙した志々雄真実が放った正論です。(ちょっと古い)
弱いものは死に、強いものの糧(かて)となる。これこそまさに世の真理。弱肉強食。
インターネッツ上に信用できる情報など、皆無です。騙される方も悪いのです。
じゃあ何を信じればいいか。
それはもう、自分の目で見て、人に聞いて、心で感じるしかありません。
判断する目を養うことこそが『読むプロテイン』
ぼくは弱肉強食の真理も好きですが、この目に映る人たちだけでもせめて、インターネッツ情弱ビジネスから救いたいという、甘っちょろい戯言のほうを信じたいと思うのです。
カモになる前に出会えて光栄です。
またなにか界隈の怪しい動きがありましたら、ドンドン書いていこうと思います。
よい連休をお過ごし下さい。
(我が家では今しがた、13人に飯を食わせましたよ…ここはメシ屋か?笑)
追記
若い人達へ
今インターネッツに実名や顔写真をアップすることをもろともしない若い人が増えています。僕自身顔出ししてますが😅
自称インフルエンサーさんたちは自分ビジネスの担保に自分の顔や実名(と銘打って商売)されてますが、自分がそのような個人を特定される危険性がある情報を、インターネッツ空間に放り込むことを、今一度よく考えてください。
僕が先日議論した若い情報商材屋さん、インスタもかっこいい顔出し写真たくさん掲載されてました。ps4の転売問題で議論したんですが、その様子とインスタの写真をTwitterに投稿したところ「やめてくれ」と頼まれました。
自分が使われて困る画像や情報はアップしない。これが鉄則です。
もちろん人の嫌がることはしたくありませんから消して差し上げましたが、そうじゃなかったら?拡散されてしまっていたら?
取り返しのつかないことになる前にもう一度よく考えてから、インターネットを楽しんでくださいね。
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