うさとの里 草木染めの旅 5
〜 1本の糸に込められた物語りをたどって 〜
Episode 5
チェンマイ うさとサイアム
柔らかく神聖な森のアトリエ
タイ国チェンマイの郊外
うさとサイアムに着きました。
赤い乗合トラックに揺られて。
うさとサイアムは服のデザインがなされるところです。
うさとの服がつくられるには、
① 綿から糸をつむぎ、織られて布となる
② 布をデザインして、型をつくり
③ 布を裁断して服を縫う
それぞれタイ国やラオス国にあります。
うさとの服には様々なデザインがありますよね。
ここで型が創作されているのですねー。
私がうさとサイアムに来てとても印象的だったことは、
神聖さと柔らかさが同居していること。
清浄だけど緊張しすぎない、心地良い空間です。
神聖な場所というと、冷んやりとしている印象がありましたので、未体験の感覚でした。
これは暖かい国だから、なのかもしれませんが、何か他の理由がありそうです。
庭というか森の中に、和+エスニック風の建物があります。
ところどころに果物が自然と実っています。
自然の声が服の形へとなるべく創作されてゆく。
この豊かで神聖な空間からなら、私にも自然の声が聞こえそうですね。
未来をつむぐデザインが創造される場所でした。
Episode 6 へ続く
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
あいをよる おもいをつむぐ こころはひとつ by さとううさぶろう