「ギリギリうっかり①」うっかりレベル3
笑えない失敗は「うっかり」に入らない。
何度も言うが、そこが大切なポイントである!
「うっかり」は笑顔や幸せを呼ぶものなのだ。
だから
ケガしてしまった!なんてうっかりは「うっかり」で済まされない。笑えない。
しかし、ぎりぎりで回避した話はなかなか面白く「うっかり」ネタとしてはレベルが高くなってくる。
ある雨の日、電車を降りてホームを歩いていたら、滑って転びかけた。
一歩前に踏み出したところ、右足のかかとが着地した瞬間滑ったのだ。
その右足は膝を伸ばした状態でツルリと前へ。
だめだ!転ぶ!
と、思った私は、とっさにしゃがもうと左足の膝を曲げた。
結果、、、
私はまるでコサックダンスをしているかのようなポーズになってしまった。
右足は伸ばしたまましゃがんでいる図。
さぁ、ここで能力が高ければジャンプし、右足と左足をチェンジ。見事なコサックダンスを披露できたのだが
残念ながらそんな筋力は無く、しかもオケツが重かったため
スローモーション
右足を伸ばしたまま、、、どしん。
そのまま尻もちをついてしまった。
後方から歩いてきた母娘に
「だ、大丈夫ですか!?」
と声をかけられたときは、穴が合ったら入りたい思いであった。
このように、雨の日の失敗は数限りなくあり、転びかけた瞬間、手に持っていた傘をポーンと放り投げて、他人にキャッチしてもらったとか
雨に濡れたホテルのロビーで大胆に転んだときの後遺症がいまだに残っているとか
でも、転んだくらいじゃあ笑えない。
大失敗に至らない、大怪我に繋がらないギリギリの「うっかりレベル3」は奇跡のなせる技なのである。
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