⑦胸キュン💕で脳の活性化❗️作戦会議@耳ビジ➕1
これまでの経緯は①-⑥をご覧ください。
昨日の作戦会議では私の妄想話をカワテツさんに取材してもらった。
その後、たったの15分で書き上げたという「恋かな〜クラハで恋を叶えましょう」パイロット版第一号作がこちら。
【肝試しアゲイン】
(トヨコNA)
ロングロングアゴー。
私が大学生1年生だった時のことです。
テニスサークルに所属していた私は、
3つ年上の先輩に憧れていました。
名前は東さん。
穏やかで飄々とした雰囲気でみんなの人気者。
歌手で言うなら山崎まさよしさんみたいな感じかな。
私はなぜか東さんに可愛がってもらっていて
帰る方向が同じだったこともあり
何度か彼のクルマで
家まで送ってもらったことがありました。
でも、彼に彼女がいることは知っていたので‥
夏休み、淡路島でサークルの合宿がありました。
夜、男女ふたりがペアになって 肝試しすることになったんです。
ペアはくじ引きで決めることになりました。
誰と一緒になるんだろう、ちょっとドキドキしていたら‥
SE 夏合宿の夜 野外の雰囲気 (人の声とか 虫の鳴き声とか)
部長「じゃあ、次のカップルを紹介します。トヨコさんとは‥東さん!」
ガヤ「ヒューヒュー」
東 「トヨちゃんと一緒か」
トヨコ「がっかりしました?」
東 「そんなことないけど。肝試しがなあ‥」
トヨコ「私、こう見えても怖がりなんですよ。
頼りにしてますね。先輩よろしくお願いいたします♡」
NA 冷静なふりはしてたけど、心の中のドキドキはマックス。
そして、とうとう私たちの順番になり。
SE(山道を歩く音)
東「お、思ったりより、く、暗いね」
トヨコ「ほんと、真っ暗」
SE(風で草木が揺れる音)
東「うぉあーー」
トヨコ「ど、どうしたんですか?」
東「今、そっちに何か、おーーーヤヤヤヤバイヤバイヤバイ」
トヨコ「びっくりするじゃないですか。何もいませんよ」
東「いや、でも、あーーー!」
トヨコ「あ、ひょっとして先輩、私を怖がらせようして‥」
東「ゴ、ゴメン。悪い今そんな余裕ない。
あ、いや、もう、うぁ、ギャーー」
NA 東先輩はものすごい怖がりだったんです。
でも、幻滅とかはまったくなくて、
意外な一面をみてむしろかわいいなと思ったくらいで‥
トヨコ「大丈夫ですよ。私がついてますから、ね。
頑張りましょう。一歩ずつ前に進んで。はい、右左右左。
ほら、明けない夜はない。終わりのない肝試しはない」
NA こうして実際の肝試しは、
私がひたすら励まし続けて終わってしまいました。
でも時々思うんです。
もしあの時、二人に何かのアクシデントがあったとしたら‥
SE(テープが巻き戻される音とか)
東「ゴ、ゴメン。悪い今そんな余裕ない。
あ、いや、もう、うぁ、ギャーーー。‥あ、痛た!!」
トヨコ「どうしたんです?」
東「いや、なんか、向こう脛打っちゃって。痛ってぇーー」
トヨコ「大丈夫ですか? 先輩。私の肩につかまってください」
東「悪いね、トヨちゃん」
NA そう言うと先輩は私の肩に手を置きました。
その瞬間でした。私はバランスを崩してしまい‥
東 トヨコ「あっーー!」
NA 気がつくと
先輩と私は草むらに折り重なるように倒れ、
彼の顔が私の15センチ先にあったんです。
そして私たちは‥
♪ テーマ曲
おみごと。さすが!
今朝はこれを先輩役カワテツ、本人役トヨコで軽く声に出してみた。
相手がカワテツさんなので、キュンとするよりも
「カワテツさんが一生懸命演技してる、、、」
と、冷静に聴いてしまった。
という裏話はさておき
イメージ通りの尺で、出来は良いと思った。
問題なのは、カワテツさんを主役にしたパイロット版である。
自分の話となると筆が進まないし妄想も膨らまないようだ。
それでも、色々提案し、リスナーさんからもアイデアをいただき
「ではそれで書いてみます」
その後、とてもネガティブなメッセージとともに「カワテツバージョン」が届いた。
「書きました。トヨコバージョンは書いててキュンとしたけど、自分のはぜんぜんキュンキュンしない。何でこんなことやってるんやろ?とか、著者としてマイナスにしかならへん(笑)とか、ネガティブな感情ばかりが脳を巡ります。」
かわいそう!そして、かわいい!
いかにもカワテツさんらしい、ある意味なんとなく予想はできた状況に、私の仏心がうずく。
そして、送られてきた出来立てほやほやの脚本を見て、、、
「違う意味で目ぇ覚めたわっ。ナレーション長過ぎます(笑)小説みたいになってます。
あと、女の最後の台詞までのもっていきかたがネチネチしてていまひとつお洒落じゃないなぁ。わたしが女なら別の話題にあえてもっていきます。」
素人が言いたいことを並べたてたのである。
ごめーんね♡
⑧妄想会議!初めての決裂?!
へ続く