㉕初めての彼女@耳ビジ➕1
あまりに爆笑の取材だったので、うまくまとめる自信がないが
実は骨格となる話は単純明快!
某大手出版社の編集長Nさんが今日の取材相手。
要するに「恋かな」の主人公である。
彼はかつて、大変な奥手だった。
京都の某大学に通っていたころ好きだった女の子。
先に学校を卒業し、地元の松山に引っ越してしまった。
ある日、どうしても彼女に会いたくなったNさんはバイクを飛ばして突然アポなしで会いに行く。
そのとき、背中にはギターを背負っていた。。。という、どうでも良さそうな情報も、いちおう議事録代わりなので書き留めておく。
そのとき、彼女がどんな気持ちだったのかはわからないが、結果的に彼女は自分の車にNさんを乗せて高知までドライブし
一夜をホテルで過ごすことになる。
Nさんはその時「高村光太郎(隠語)」
初めての経験にドキドキそわそわ、頭は真っ白だった。
2人で部屋に入る。
彼女はお風呂へ向かう。
お風呂に入っている彼女を待つ時間はかなり長く感じられたのだろう。途中で倒れているのでは?と心配になるほどだったそうな。
さて、このあと初めての夜の話をお色気たっぷりに聞けるのかと思ったら
世の中そうはうまくいかない。
結果的に、彼女がお風呂から上がり、次にNさんがお風呂に入り
上がったときに、彼女はすでに眠っていた。
そして、Nさんはそっとソファで寝たのだった。
というオチ!
なので
2人はそこでああなってこうなってそうなることにはならなかったのである。
という話を聴くだけで、90分近くかかった気がする(笑)
Nさんは話がすぐ横道に逸れるのと、不要な情報をちょいちょい挟んでくるので時間がかかるのだ。
Nさんにはしばらく黙っておいてもらおう。マイクミュート。
カワテツさんと私が、なんとか胸キュン話にまとめるべく相談。
「寝てしまった」のは、彼女ではなくNさんだった。
という妄想に変えることにした。
そして、彼女は寝てしまったNさんにそっと囁きかけ、秘密のキスをする。
これでどうだ?!
この展開&結末に、Nさんも喜んでくれた。
ちなみに、わがままなことに、彼女役はNさんが指名した素敵な方にお願いできることになった。
笑いの要素も織り交ぜながらの「恋かな」
完成が待ち遠しい。
いやはや面白い取材だった。
取材はこれにて一旦終了。
脚本が新たにでき次第、プラスワンにて紹介していきます。