「勝手にクラハ胸キュン計画」@耳ビジ✙1
「恋かなプロジェクト」が終わり、カワテツさんと私は途方に暮れていた。
またもとのように単なる夫婦漫才トークで日々が過ぎるのか。
いやいや、そんなことはない。
あの「恋かな」で生まれた名曲を小さな世界だけに留まらせてはいけない。
トヨコPの熱苦しい想いを伝えると、カワテツさんも賛同してくれた。
後日談だが、この名曲の力を信じているという私の気持ちがカワテツさんはたいそう嬉しかったのだそうだ。
この曲を広めたい。この曲と私たちのコンテンツ含めて、もっと社会貢献につながることをしていきたい。
とはいうものの・・・具体的にどうすればよいのか?リアルイベントを開催する。。。とか。
11月12日金曜日の朝のこと。
耳ビジで朗読した著者石田幸広さんのご協力でマンダラートを記入することにした。これを作れば、リアルイベントに向けて自ずと私たちのやるべきことが明確になるに違いない。
ところが、マンダラートに書き込まれた内容と言えば
めっちゃ実務的・・・カワテツのテンションが下がりまくっていることは声のトーンからすぐにわかる。
とはいえ、この実務的なこと一切を私がやるなんて辛い。しかしカワテツさんよりはまだ能力が高い気もする。
そのとき石田さんが言った。
「まずは大義のところを埋めてみたらどうですか」
そうそう。それがいい。なにごともちゃんと大義を決めておくことが必要なのだ。カワテツさんが日頃やっているストーリーブランディングもまずそこが大切らしい。
よしよし。遊びなんて言葉とわくわくが出てきた。なんとかモチベーションを保てそう。
では次はどこを攻める?
私が選んだのは「貢献」だった。
カワテツさんはいまひとつピンとこない様子だったが、ひとまずそれを考えて再び升目を埋めていく。
7つまでは埋まったものの、あとひとつが思い浮かばない。
「まあ、クラハとか・・・」
カワテツさんが苦肉の策で言った。と、そのとき
ひらめいたのだ。
クラハに貢献する必要などないと思っていたが、見かたを変えればクラハにアプローチすることによってもっと大きなmovementになるではないか。
なんだったらこの名曲も広まるかもしれないし、本部が社会貢献に動いてくれるかもしれない!
「トヨコ天才!」
カワテツさんから久しぶりにお褒めの言葉をいただいた。
さっきまでのテンションの低さが一転、鼻息荒く盛り上がる二人。
あれ。これ、全然みなさんついてこれないかんじ?
慌てて石田さんに確認すると
「すごくおもしろいです」
紙飛行機も飛んでくる。「この瞬間に立ち会え嬉しい」「わくわくします」
これぞぶっ飛びゴール!
気が合うのか合わないのかわからないぶつぶつと呟いているだけの私たちのトークroomではあるが、ときどきワクワクする瞬間がやってくる。
名付けて「勝手にクラハ胸キュン計画」
さてどんな展開になるだろうか。プラスワンに新たな胸キュンが生まれた奇跡の日です。