「旅先うっかり」うっかりレベル3
3回目ともなると笑えないのだが
旅先でコンタクトレンズをなくすことがよくある。
メガネを持参しているときならまだしも
それさえ忘れてきているときは、なんとかして手に入れないと
旅の楽しさが半減する。
いや、車で来ているときなんて運転できないのでめちゃ困る。
今回、夏の旅行で訪れたのは広島県の尾道市。
酔っ払ってホテルに戻り、コンタクトレンズを外して寝ようと思った。
あ!コンタクトケース忘れちゃった。
そもそもここに大きな原因がある。
なにか小さな入れ物にレンズを入れて保管しようと思った。
ところが、ちょうどいい入れ物が見当たらない。
どうしよっかな~
このあたりのくだり。酔っ払っていた。という事実ものちに影響する。
私が選んだのは、マウスピースのケースだった。
寝るときだけつけるマウスピース。
洗面所にあったペーパーを濡らし、そこにレンズを置いてくるみ
ケースの蓋を閉じた。
という一連の行為について、思い出したのは翌日の昼前のことである。
さて、ぐっすり眠って翌朝。
マウスピースを外した私は、ケースに入れようとした。
「ん?この紙じゃま。フタがしまらないじゃん」
ぽいっ
そう。私は昨夜、レンズを入れたことをすっかり忘れていたのだ。
こともあろうに、その紙をゴミ箱にぽいした。
ホテルを出ようという時になって、視力の弱さに気付いた。
あ、レンズしてないやん。
そこで初めて記憶が蘇った。
ぎゃーーーーー!しまった。捨てた!
しかしこのとき、私は心のどこかで余裕をかましていた。
ゴミ箱は一箇所。
たいして入っていないもの。見つかるわ。
見つからなかった。回収できたのは1つだけ。
ぜったいにこの部屋のどこかにあるはずなのにどうしても見当たらない。
これ以上探しまくっても時間が過ぎていくだけだ。
「買いにいこう。」
あれ?このシーン、前にも見た気がする。
前回は富山で。その前は東京で、旅行中になくして
旅のスケジュールを変更して買いに行ったのだった。
恐るべし旅×コンタクトレンズの落とし穴。
でもないか。自分が悪い。
ちなみに、ハードレンズは最近とんと使用者が少ないようで
松山で3箇所も巡ってようやく眼下検査もして、購入することになったのだが、結局
「お取り寄せですのでご自宅にお送りします~」
と言われて愕然とした。
どれだけ無駄な時間を消費しているのだ?
あんまり笑えない、うっかりであった。