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㉚クラハ文化祭「恋かな」直前リハーサル@耳ビジ➕1
この2ヶ月ほど、全力で進めてきた耳ビジ➕1presents「恋かな」
いよいよ本番の日を迎えた。
前夜、プロデューサーである私が飲みに行ってスマホを失くしドタバタ劇を繰り広げたことは内緒だ。
奇跡の上に成り立っている「恋かな」であることを実感(笑)見つかって良かった。
当初は「ぶっつけ本番でもいいよ」「リハなし」
など、気楽に考えていたのだが、脚本や音楽などのクオリティが上がるにつれ、また文化祭自体のレベルがどうやらかなり高いことがわかるにつれ、きちんと完成させたくなってきた。
そこで、当日は本番1時間前から最終音声チェックとリハーサル。
プロの方ばかりで無いのにも関わらず、ついつい私も本気モードになってしまい、いつもに増して口調が厳しくなる。漂う緊張感。。。
緊張といえば、カワテツさんと尾飛さんは特にプレッシャーがかかっていた。
尾飛さんは言わずもがな。カワテツさんの方は、本来いかにも苦手なアイコンの配置担当。
リハーサルで、私が少しイレギュラーなお願いをしたらテンパってしまう。
「肝試しアゲイン」のとき藤本さんの隣に私を配置してほしい。
ただそれだけ、、、と、思うのだが
「ちょ、ちょっと待って。書くから。えーっとえーっと」
では、やってみましょうね。
私がリスナー席に移動して待機。カワテツさんがさっき言った通りのことをやる。
と、思ったら
おいおい、その人先に上げたらダメじゃん!
すぐにでも声かけたいのだが、リスナー席に来てしまったので言えない。
「あれ?ちがう。これ、どうしたら」
ちょっと考えたらわかるだろうと静観しようと思ったら、インバイトされた。
え?私に聞くか?
「ちょい、おっさんおっさん、なにしとんねん」
口には出さなかったが、もう少しでそうツッコむところだった。
「だから。大輔さんを右上において」
「あ、そうか!」
日本を代表する天才コピーライターに指示できるのはプロデューサーの特権です(笑)
そんなドタバタや、こおちゃんこおちゃんがリハの時間に遅刻する、などのアクシデントもあったが、主役のみなさんはじめ全員が程よい緊張感とワクワク感を持って今この瞬間を迎えてくれていることがわかる、とても濃密なリハーサルだった。
「なにかトラブルがあってもね、やり通すということで」
カワテツさんがみんなを安心させてくれるひと言をくれた。
「ではみなさん、文化祭のroomに行きましょう。よろしくお願いします!」
「よろしくお願いします!」
「恋かな」本番が始まる。