【自己防衛】財形貯蓄をしてはいけない3つの理由
こんにちは。ベーコンです。
この記事では、元トヨタ社員の私が財形貯蓄をやめて積立投資をするべき理由について解説していきます。
トヨタには、すまいるプランという財形貯蓄のシステムがあります。
将来的に家を買う人に向けた財形貯蓄となっていて、毎月の給料から天引きされる仕組みとなっています。
家を買う目的で貯蓄金を引き出すと、年利3%前後の利子がつくようになっています。
もちろん家を買う目的でなくても使うことができますが、その場合は年利1%前後の利子となってしまいます。
また、お金を入れて1年間は手数料のせいで元本割れをしてしまいます。
私は入社してから3年間で約70万円ほど財形貯蓄に入れていたのですが、退職時に引き出した際の利子はわずか3,000円程度でした…。
今は自分で積立投資をしているのですが、もっと早くやっておくべきだったと後悔しています。
これから社会人になる学生には、ぜひとも自分で積立投資をしてみて欲しいと思っています。
投資が全く分からない!という方のために、オススメの本や証券会社の紹介もしていきますので、ぜひ最後までご覧下さい。
財形貯蓄をやめて積立投資をするべき3つの理由
それでは、積立投資をやるべき理由について解説していきます。
まず、3つの理由は以下の通りです。
世の中の動きに敏感になる
会社に依存しすぎることを防げる
財形貯蓄より資産が増える可能性がある
それでは順番に解説していきます。
世の中の動きに敏感になる
投資をすると気になるのが、自分の資産が増えているかどうかですよね。
積立投資をすることで、ニュースで出てくる日経平均株価やダウ平均株価を自分事化して見ることができるようになります。
そうすると、価格が大きく変動した時に世の中で起きていることに対して、敏感に反応することができます。
また、その中で自分が気になったことを深堀りしていくことで、知識の幅を広げることができます。
会話のネタにもなる知識が身に付くのはいいことですよね。
会社に依存しすぎることを防げる
トヨタのような大企業では福利厚生が充実しているので、会社の仕組みについつい頼りがちになってしまいます。
モチロン悪いことではないのですが、あまりにも会社に依存しすぎると自分で考える機会が減ってしまうので良くないかなと思います。
一生同じ会社に勤めるんだ!と思っている人にはいいのかもしれませんが、今後社会がどうなるかは分かりませんので、自分の資産は自分で守ることも必要ではないでしょうか。
財形貯蓄より資産が増える可能性がある
財形貯蓄は多くの場合、元本保証をしていることが多く、リスクが非常に低いのが魅力です。
しかしリスクが低い背反として、当然利率も低くなってしまいます。
一方で、投資信託等の金融商品の場合、コロナショックのような暴落時には損失が出る可能性もありますが、長い目でみると財形貯蓄のリターンを大きく上回ることも可能だと思います。
遊ばせている現金があるのであれば、多少のリスクを取ってみるのもアリではないでしょうか。
オススメの本・証券会社
じゃあいきなり投資をしてみよう!と言われても、あまり分かっていないことにお金を使いたくはありませんよね。
そこで今回は、投資界隈の名著である「投資の大原則」という本を紹介します。
この本では、長期・積立・分散という投資の大原則について分かりやすく解説してあります。
ページ数もそこまで多くないので、すぐに読めてしまうのもポイントです。
ある程度本で勉強したら、とりあえずやってみることをオススメします。
投資信託であれば最低100円から購入可能だったりするので、自分のお金を使って勉強していきましょう。
次に、オススメの証券会社ですが、楽天証券をオススメします。
楽天証券はネットの証券会社で、ネット上で口座開設から投資まで完結してしまうのでとても便利です。
楽天証券の最大のメリットは、月5万円までの積立投資の支払いに楽天カードが使えることです。
楽天カードのポイント率は1%なので、投資をした時点で1%の利子がつくようなものです。
また、積立の一部に楽天ポイントを使うことで、楽天市場でのポイントが+1倍されます。
このあたりは、Youtubeで分かりやすい解説がたくさんあるので一度調べてみることをオススメします。
以上、財形貯蓄をやめて積立投資をするべき理由についての解説でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ではまた!