トヨタで昇格していく人はどんな人なのか?2つの特徴について解説します
こんにちは。ベーコンです。
あなたは会社で昇格していきたいと思っていますか?
最近では、責任と給料が見合わないという理由で昇格を避ける人も多いようですね。
トヨタにもそういう人はいましたが、どちらかというと少数派だったように思えます。
では、昇格したいと思っている人はどういう仕事の仕方をすればよいのでしょうか?
今回は、私がトヨタで働いていた時に感じた、トヨタで昇格していく人の特徴について解説をしていきます。
今後昇格していきたいと考えている方はぜひ最後までご覧ください。
トヨタで昇格していく人の特徴
最初に結論からお伝えすると、トヨタで昇格していく人は実力があり、それをアピールできる人です。
だいぶ抽象的な言葉ですので、実力とアピール、それぞれについて以下で解説します。
実力がある人
実力というのは、なんとなく分かるけど具体的に説明するのが難しい言葉ですよね。
では実力がある人はどういう人かというと、上司の期待に応えることができる人のことだと思っています。
こういった人の特徴として、Why型の思考で仕事をしているということがあります。
Why型の思考とは何かというと、常になぜそれをやるのかを考えるということです。
例えば、「この資料をコピーしておいて」と言われた時に、あなたならどうしますか?
ここで「なぜコピーするのか」を考えるのが、Why型の思考です。
顧客に見せる資料であればきれいな紙にカラーでコピーする必要がありますし、掲示する資料であれば大きいサイズでコピーしないといけないかもしれません。
コピーと一言でいっても、目的によって方法は様々あるわけですね。
指示された内容に対し、Whyで考えることで上位の目的が見えてきます。
上位の目的を把握した上で仕事をすることで、上司の期待に応える仕事ができるようになるというわけです。
今回は分かりやすくするためにコピーという単純作業を例にしましたが、このWhy型の思考というのは全ての仕事に当てはめることができると思います。
もう少し詳しく知りたいという方は、「メタ思考トレーニング」という本を読むのがオススメです。
アピールできる人
いくら実力があっても、それを上司や部長が分かっていなければ評価されません。
そういった意味で、自分をアピールするというのは非常に重要です。
トヨタで昇格している人は、アピールが上手な印象がありました。
具体的には、報告の場での見せ方を工夫したり、上位の人達と積極的にコミュニケーションを取ったりということをしてたように思います。
こういうことを言うと、アピールするのは悪いこと、卑しいことだと思う人もいたりします。
ですが、サラリーマンとして働く上で、自分の頑張りや成果を認めてもらい、対価(=給料)を最大化させるというのは非常に重要なことではないでしょうか。
私がトヨタにいた頃に、上司から「自分という商品をいかにして売り込むかを考えろ」と言われたことがありますが、まさにその通りといえるでしょう。
どんなに良い製品でも認知されないと売れないのと同じように、あなたの頑張りもアピールをしなければ認めてもらえません。
このあたりの考え方は、「マーケターのように生きろ」という本に詳しく書かれています。
頑張っているのに評価されない、と悩んでいる方や、これから働きだす新社会人の方にオススメです。
まとめ
以上、トヨタで昇格していく人の特徴についての解説でした。
今回は実力とアピールという所を解説しました。
もちろん他にも色々な評価要素がありますが、上記2点が揃っていると間違いなく評価される人材になれるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ではまた!