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【頼まれたらやるんですけどね】20代で同期を出し抜く方法
こんにちは、ベーコンです。
今回は、読んでよかったなと思える本に出合えたので、その紹介をしていきます。
本のタイトルは「先生、どうか皆の前でほめないで下さい」です。
モチベーションについて研究している金間さんという方が最近の大学生の生態を皮肉を交えて語った本となっています。
今回は、本の内容である若者の生態について触れ、そんな若者の中で秀でた存在になるための方法について解説をしていきます。
就活中の大学生や20代社会人だけでなく、若い人と仕事をしている人にとってもオススメの本なので、ぜひ最後までご覧ください。
今の若者のモチベーション
素直でいい子だけど・・・
今の若者は素直でいい子が多いと言われていますが、一方で不可解な気質もあると筆者は言っています。
そうした今の若者の行動原則を、この本では「いい子症候群」と呼んでいます。
いい子症候群の特徴として、以下のようなものがあります。
周りと仲良くでき、協調性がある
学校や職場などでは横並びが基本
人の意見はよく聞くけど、自分の意見を言わない
一番嫌いな役割はリーダー
特にやりたいことはない
どうでしょうか?中には自分に当てはまる特徴がある、と思った方もいるかもしれません。
もしくはこうした若者の特徴に、イライラを覚えたことがあるという人もいるでしょう。
頼まれたらやるんですけどね
本の中では、今の若者は自分でものごとを決めることができず、指示待ち集団になっているとも言っています。
指示された仕事はバッチリこなすけど、それ以上のことはしない、そんな人は多いのかなと思います。
実際、社内でもそういうスタンスの人がいますが、上司はかなり手を焼いていますね。
私自身も社会人になりたての頃はそのようなスタイルでしたが、今思えば先輩にかなり迷惑をかけていたなと反省しています。
本書では、そういった若者の生態を具体的な事例を交えて解説していますので、もっと知りたい方はぜひ本を読んでみて下さい。
20代で同期を出し抜く方法
さて、そんな若者が多い中で、あなたが一目置かれる存在になるにはどうすればいいでしょうか?
そもそも本書によると、今の若者は目立ちたくないと思っている人が多いそうなので、この記事のニーズは無いのかもしれません。
ですが、一部の人には知りたい内容だと信じて書いていこうと思います。
差別化が必要
一目置かれるためには、他の人とは違うことをするか、同じことだけど他の人よりもスピード・クオリティが高いという状況を作る必要があります。
上述の通り、今の若者は指示されたことしかできない人も多いので、その中で秀でた存在になるというのは簡単に実現できることです。(外資・コンサル等の優秀な集団の場合は別かもしれませんが)
差別化というと奇抜なことをして目立つのかと勘違いする人もいるかもしれませんが、変なことをして目立とうとするのだけはやめましょうね。
次のアクションを提案する
コイツできる!と思わせるために、指示された仕事をこなした後に自分なりの考えや、次にやるべきことの提案をしてみましょう。
「頼まれていた測定とデータ整理が終わりました。〇〇のデータも測定するべきかと思いますが、いかがでしょうか。」みたいなイメージです。
指示された仕事をするだけでは「普通の人」止まりになってしまいます。
ではなぜ「普通の人」が多いかというと、提案して否定されたらどうしよう、的外れなことを言ってしまっていたら恥ずかしい、そんな風に思ってしまうからではないでしょうか。
ですが安心してください。
ちゃんとした上司であれば、あなたが提案するという姿勢そのものを評価してくれるはずです。
時には間違った提案をしてしまうこともあるかもしれませんが、そこから成長につながりますので、積極的に次のアクションを提案していきましょう!
会議で何かしら発言する
会議に出てるけど、何も話さずに終わる、そんな人は案外多いものです。
特に新人の場合は、年上ばかりの中発言するというのは難しいですよね。
ですが、そんな中で会議中に発言をすることで積極的なイメージを植え付けることができます。
大人数での会議での発言は難しいと思いますので、まずは4人程度の会議で何かしら発言してみましょう。
個人的には、会議中に出た用語や内容について、素朴な質問をぶつけてみるのがオススメです。
新人であれば知らないのが当たり前なので、新人であることを武器に色々と質問しちゃいましょう。
むしろ、理解できていないのに分かったフリをしている方が危険です。
知らないことをそのままにしていると、時間が経つにつれて余計に質問しづらくなり、気づけば手遅れな状況に…なんてこともありますからね。
また、会議中に何か発言しようとすると、自ずと会議の内容を一生懸命聞こうとするので仕事内容の理解も早くなるという副次的なメリットもあります。
会社によっては、会議中に発言しない=会議中のその人の価値はゼロ、なんて考え方もあったりしますので、積極的に発言できるようになっていきましょう!
まとめ
以上、今の若者の生態と、その中で一目置かれるための方法についての解説でした。
今回紹介した「先生、どうか皆の前でほめないで下さい」という本は、とても面白く読みやすいので、ぜひ読んでみることをオススメします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ではまた!