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瞬発思考のアウトプットは、意外とつまづく


アウトプットにも色々とやり方あると思いますが、やっぱり実際に実行できるものはやってしまうが一番効果が高いと考えています。3ヶ月くらい前にSchooで受講した授業がなかなか面白かったので、講師の方の書籍も読んで、実際に仕事で活かせないか試しているフレームワーク?思考法?があります。
こちらが何だか上手くいってないような気がして、手応えも今ひとつ感じない状態にあるので、ちょっと気分転換にnoteの記事にしてみました。

※こちら質より量・速度を優先しているので、誤字脱字、回りくどい文章…など、至らぬ点多々あると思いますが、ご了承くださいませm(_ _)m

今会社が問題だらけなので、、、まずはSchooで

そうなんです。。。問題だらけなんです。。。
今勤めている会社はコロナになる前から結構問題が多めな会社だったのですが、コロナで売上がガクンと下がったことで、より一層問題だらけな会社になりました。
まず分かりやすく、コロナによって売上が減りました。加えて上層部の人間関係が元から上手くいっていない部分があり、お互いを信頼していない、ブラックボックスのような部分がある、若手よりも中高年層が多いため新しい考え、発想が生まれづらい…という苦しい状況に陥っております。
大鉈を振るう必要がある部分もありますが、細かい部分は自分でも解消していけるのではないか?…と思い問題解決能力を得るために、まずはお手軽情報収集に最適なSchooで「究極の問題解決力が身につく瞬発思考@Schoo」を受けてみました。

この授業に限らず、Schooを受講していて感じるのは、1回で完結する授業は、非常にコンパクトにまとまっていて、変に全3回とかの授業よりも間延びしてなくて良いかも…と感じることが多いです。
特に元になる書籍などが既にあるものは、資料なども充実しており、短い時間でギュッと学ぶことが出来ます。たまに追いつけないので見返すこともありますが。。。

この授業もそのタイプで、書籍も読みましたが、正直なところ、大筋はSchooの授業でほぼ押さえられています。

書籍はこちら

…おっと、やや脱線。。。

瞬発思考とは

簡単に言うと問題を解決するフローがあり、その順序通りに進めていくことで、解決策を見出すという思考法です。
現状把握→問題発見→原因究明→ゴールイメージ→具体策
この思考法を繰り返すことで、自然と問題解決力が身につく〜という流れです。

キーワードとなる部分あれこれ

●とにかくこの瞬発思考法だけでOK(他のフレームワーク不要)
●この思考法で日々考えるだけで、どんな問題にも対応できる
●問題解決力は思考力そのもの。書面上で分析していくのではなく、頭の中だけで解決策を導き出せる
●問題解決力はスキル。誰でも習得可

●よくある誤り
問題解決の的がずれる
現状把握しないまま解決策を練る
知識人・上層部ほど判断の落とし穴に(知識経験から、すぐに解決策を提案してくる)
解決策がルール有りき、上層部の意見そのままになりがち
過去の成功例に固執して同じ過ちを繰り返す
他社の成功事例をそのまま模倣(状況が全く同じ会社などない)

●問題が起きた時必ず意識して瞬発思考法通りに考える
●なんども繰り返して瞬発思考法の手順を意識する
●常に脳の回路をこの思考にセットしておくといい
●あたまの回転が早いとは、手順が決まっていて、何かあった際に、即座にそれに取り組むから
●瞬発思考を身につけるとは、頭の回転が早くなること

●各フローパート
①現状把握
事実をどれだけ正確に、もれなく把握できるか
②問題発見
的確に現状把握ができていれば、この工程はシンプル
③原因究明
なぜを繰り返し、真の原因に到達しないと駄目。
社員のモチベーション低下とか、具体性を帯びないものは掘り下げ不足。
具体的に何が駄目というところまで→掘り下げた原因に直接メスを入れられるかどうか
ピンポイントで原因を特定し、メスを入れるから改善出来る
※何回なぜを繰り返したかは重要でない
④ゴールイメージ
ゴールイメージは原因究明とセットで見えてくる事が多い
ゴールイメージが描けていない限り改善策を打ってはいけない
⑤具体策
※特に補足不要

●問題を特定はしたものの、原因究明が具体的にできない場合は、現状把握をしなおしてみる

●現状把握には不確実な情報、予想、感情、想像などが乗らないのようにする

●日常の業務や会話の殆どは真の問題、真の原因を発見するための会話だといっていい
なんでもない会話、情報から問題点を発見し、解決していくことが、できる人
→仕事中の会話は全てヒヤリング中と思うべし

●解決策がいくつか出てきた場合は、本質的な問題解決になる方を選ぶ
顧客に喜ばれるのはどっちとか

●誰にメリットがあるかより顧客にメリットがあるものを選択する(自社の負担が少なくてすむとかでなく)

●社内の場合…結局社内が敵だらけになる問題

●互いに自分軸で話すとお互い間違った意見ではないから平行線を辿ってしまう
→これも顧客にとってどういう事がいいのか?を軸に話を進めればいい
意見が分かれば02-対立したときは顧客軸で考える

…以上。


そこまで複雑な話ではないけど注意点はある

それぞれのフローには役割や注意点があり、それらを意識して進めていくのですが、そこまで複雑な思考が必要な部分はありません。
自分なりに気をつけたほうが良いと感じたと所としては、まず「問題発見」というプロセスです。
要は問題があるから解決しようとしているのだから、改めて「問題発見」ってフローが必要なのか?ということです。
これは問題だと思っている事自体を一旦忘れ、フラットな状態で現状把握をする必要があるのだと思っています。

次に現状把握ですが、ここがとにかく全体の5〜6割くらいを占める、重要な部分なんだと考えます。
自分で色々と思考してみると、ここのフローでは「多分こうだ、この人はきっとこうしてくる〜、恐らくこういう事だと思う…」など、憶測や個人的思考・感情がかなり混ざってきます。雑念みたいなものですね。正しい現状把握が出来るようになることが、まずは入り口になりそうです。

そして原因究明のパートですが、この瞬発思考のゴールは、この原因究明パートまでが成功していれば、ほぼ終了と言ってもいいのだと思います。
その後のゴールイメージ、具体策は流れで概ね思考できるのと、この原因究明を間違えると、その先は無意味という形になります。

人は問題があると、これまでの経験などによって、多分こういう事が原因で、こうすれば対応できるだろうと思考します。
これが当てはめ思考という形になり、正しい現状把握や原因究明というプロセスを無視して、具体策・ゴールイメージから逆流して、「多分現状はこうで、これが原因なんでしょ?」という思考になってしまいます。
財布を忘れた、寝坊した…レベルであればこれで十分ですが、仕事の業務となると、それが仇となることも多く、間違った解決策を打ち出してしまう事があるようです。

自分は凄い実績も、人望もないので、自信が持てない分、上記「当てはめ思考」はあまりしない方だと思っていますが、ちょっと気をつけた方がいいな〜と感じました。40歳を超えてるので、ある程度経験がある分、ついついそういう思考になってしまう事がありそうです。

実際に瞬発思考を練習してみて思ったこと

簡単にいうと、丁度いいネタがなかなかないのです。
会社で目立っている問題点の多くは、割と根深く、外側から見てるだけでは紐解けないもの、正しい現状把握に至れないものが多いのです。
当然そうなると自分ひとりで思考してる状態では、予想や憶測が多くなり、正しい現状把握ができないため、その先に進んでも確信をつくような原因究明、ゴールイメージが出てこないのです。
よって、まずは会社の問題点をもう少し細かく砕いて、自分だけでも考察が可能なものに絞って考える必要があります。
これも単純すぎる内容だと、あまり瞬発思考の練習にならず、普通に解決策が出てしまいます。
都合よく考えすぎとは思っているのですが、いい感じのハードルも持つネタはストックしていかないと、ネタ選びで時間を食う事になります。

正解分からず

どのフレームワークもそうだと思いますが、実際には自分の出した答えが良い形のものなのか、間違ったフローを踏んでしまっているのかは、誰も精査してくれません。自分で見直してみて、ちょっと強引すぎかな?、、、とか、初めから決めつけ気味に思考してるかな?、、、など、自己採点するしかありません。
超メジャーな思考法でもないので、ネットにも「トライしてみた!」、、、のような記事もなく、比較対象がありません。

という事ですが、せっかくなのでもう少し続けてみます

〜と、色々書きましたが、もう少しだけ意識的に瞬発思考を用いて課題解決にトライしていこうと思います。
モチベーション上がらないので、最近は一旦やめよかなかな〜とも考えましたが、問題だらけの会社にいるのだから、もうちょいレベルを上げて、バシバシ課題解決していけたら最高だなー!っと、自分に期待を込めて頑張りたいと思います。

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