
筍・アク抜き&調理レポート
こんにちはこんばんは、
東洋広告のtwitter部員です。
unrericaさんからおすそ分け頂いたタケノコのアク抜きレポートですが、twitterでは描ききれないと判断したのでnoteでまとめました。
おことわり
大事なことなので最初に断っておきます。
部員の料理スキル、経験値は限りなくゼロです!
生まれてこの方、もっぱら食べる係でやってきました!
お見苦しい点があるかと(むしろそれしかないかと)思いますが、もう逆に『この人がうちの家族じゃなくて良かったァ…!』という安堵感はぶっちぎりのマシマシだと思いますので、そういう気持ちでお目通しくださると私としても幸いです(笑顔)!
初日・アク抜き前哨戦
unrericaさんから頂いたその晩、帰宅後さっそく作業を開始。
タケノコのアク抜き初体験ですから、テンション爆上がりです!
フジファブリックの『ミラクルレボリューションno.9』を聴きながらバクバクスタート!
※なおタケノコは、社員の家族人数を比較して分配しました!新鮮で元気なタケノコさんを本当にありがとうございました!!

ちなみに部員は左利き。
ファーストフォロワー・tyukerinさんは同志です!
さあ、タケノコに包丁を入れるのも人生初!
部員「これはッ…想定より硬派ッ…!」


なんとかカット成功!
糠が浸透しやすいよう、切れ目を入れて鍋に投入しました!

他の部員がゲットしてくれた糠を全量投入!
適量が不明ですが、『アクを抜くのだ』という覚悟的にも、多すぎてマズい訳はなかろうと判断しました。

水をヒタヒタになるまで投入!
とはいえ吹きこぼれに怯え、ヒヨった結果ちょっぴりはみ出てました。
ここから1時間ほど煮ます。
この1時間というタイムもさまざまなアク抜きレシピを読んだ結果、『タイムはタケノコの大きさによるから結局臨機応変に』と判断し、完全になんとなくです。
某レシピサイトさんによると『タケノコは煮過ぎてダメになることは無い』らしい……
信じますよ、その言葉!
新鮮なタケノコを煮る間も腹は減るわけですから、夜ご飯を食べます。
常は大好きなうどんを食べていますが、この日は違いました。

この日、twitterで朝から『コク道カレー』さんのカレー写真に脳をハックされてしまったため、とにかくカレー脳になった結果がご覧の写真です。コンビニて…(非常に美味しかったですが)
いやーtwitterによる飯テロの威力にあらためて慄きました。あれね、ほんと新手の拷問ですよ。
twitterって、気軽にポチポチいいねを押すツールなんですよね。
でも私の押してるいいねはですね、もう『いいね』とかいうフランクでライトな概念じゃないんですよね。
っか~オイオイまじかよ朝からこんな…!いやいやあのもう、卑怯!接写は卑怯!もうちょっとヒキで…あーでももうダメだわ、なんかもうニオイ感じるもん!香ってくるもんなんか!あーもうダメだよこれ、脳に焼きついちゃうよこれ…くっ、そおおおおアアアアーッ!!
からのいいね押しですからね。自分の中での一発が無駄に重いんです。
なんかあれだ、いいねの連打とか出来たら最高だと思いました。素敵な写真に毎秒百発くらい打ちたいです。逆に凍結されちゃうかな?
写真とかもうだいぶ拡大して眺めてますからね。毎回。あーでもなんかこのテンションで絡みに行ったらウザいよな~的に煩悶しながらいいね押してますからね。毎回。いや毎回はちょっと盛ったな、ごめんなさい。でも大体いつもそんな感じ。
席で微動だにせず全国の様子や美味しい物、頑張っている方々の情報が流れてくるわけですから、これはもうあの、個人的にスゴいわけ(乏しい語彙)です。
そんな感じでこの夜はコク道カレーさんの代替としてのコンビニカレーを食べたのでした。
さて。
ご飯の後、ちょっと様子を見ました。
いい感じにゴボゴボ煮えていました…が!

糠がッ…!フタの裏にィイーッ!!
ヒィイイイイーーーッ!!(ハイテンション)
ヘラを使って糠をこそいでいるまさにその時、妙な既視感が襲いました。
あれ?こんな状況、つい最近見たぞ…?!
そんなまさか…一体どこで?!
記憶をたぐったら、なんとまあ…
『朗読カルテット』さんの『蜘蛛の糸』朗読動画でした!
蜘蛛の糸を掴み登る途中、後から登り来る人々に叫ぶカンダタ…
そのセリフが脳内で変換されたのです。
『こら!お前達、誰にきいてこのフタに張り付いている!おりろ、おりろ!』
ひとりフフッと笑いながら、糠達を血の池煮え湯に叩き戻し、再びぐつぐつ煮続けます。
その後、火を止め冷まし、翌朝は鍋のまま冷蔵庫へ。
二日目夜・調理本戦
帰宅後、冷蔵庫から鍋を取り出しました。

ドキドキしながら、タケノコの皮を剥きつつ糠を洗いました。
部員は無知で知らなかったのですが、糠って水を含むと思った以上に粘土質のネットリタイプに変化するんですね(糠漬けとか思い出すと当たり前でした!)
初めての無知部員はそのままシンクに煮汁をドバァーしてしまい、排水溝が一瞬流れなくなりました。
糠のもたもた感に敗北の予感…しかし!
以前よりたまたま、排水溝に目の細かい袋を使っていた為、詰まりのトラブルを回避できました!ギュッと握って水を切り、袋に入ったまま無事キレイにまとめて捨てられました。

これから初めてアク抜きをする方(がいたとしてもその方はこの記事を読まないとは思いますが…)、
糠汁を廃棄にはこのような網袋、
もしくは古いストッキング、
茶葉用パック等、が有効だそうです。
トリートさん、ご心配・ご指南いただき、本当にありがとうございました!おかげさまで大変勉強になりました!
さあ、真打ちの登場ですよ!
新鮮なタケノコめ…今日こそ料理してやるゾ、フヘヘ!

猛者部員の一人が糠無しの水オンリーでアク抜きしたのですが、翌日、見事に成功してこんなことを言ってました。
『ヒメカワって部分、マジでヤバい。包丁で切ってる時、生のまま食ったらうますぎ。残りは焼いて食べた。マジでヤバい。タケノコの香りがもう、もうブッワーーーて!』
後半千原ジュニアみたいだった。
いや鮮度ピカイチですよ?
でもさすがにね、そのまま食べるのは、そんな…ねえ?
タケノコのお刺身とかあるみたいだけど、お醤油とかお塩とかね…ないとさぁ…ねえ?
そう思っていた時期が私にもあったのです。
ヒメカワなのか正確にはわからないのですが、こっちの部分。

これ、一枚めくって食べてみました。
ブッワーーーーでした。
もうブッワーーーーでした。
何の調味料もないのに。
タケノコの味ブッワーーーー。
立ったまま無心に食べてました。
なるほど、自分でアク抜きしなかったら味わえないこの美味しさ!
unrericaさんが当日すぐさま届けてくださったからこそです、ありがたい!!
いよいよ本戦。
大好物であるタケノコごはんを、初めて自分で炊きます。やるぞー!!
と思いきや。

炊飯器の上に何か乗っていました。
これはどうやらティーバッグですね?

うーんアウトー!
友人に送ろうと購入したのに期限が切れて自分で飲む用にしたやつー!
3年前から期限切れー!イェイイェーイ!
真の問題はこのお茶の期限ではなく、要するにうちの炊飯器が単なる置物と化している点ですね。
多分一年以上米を炊いていませんでした。
気を取り直し作業を続けます。
3合(マックス)に対し、タケノコの適量がわからないのでこれも目分量。

久しぶりの炊飯スタートゥ!
イェイイェーイ!
ごはんを炊く一方。
ヒメカワ部分を生でひとしきり食べたあと、細かく切ってごま油と塩で炒めました…が

入れてから気づきました。
ごま油多すぎん?
せっかくのタケノコの香りが…
壊滅的な料理センス。もはや笑うしかありません。
しかし私は侮っていました、タケノコ軍の強さを。

タケノコの香りちゃんとするゥ…!
ごま油に全然負けてないッ!!
めっちゃおいちい…!
柔らかなサクサク感!
秒で食い尽くしましたね。ご馳走様でした。
そして約1時間後。
部屋に謎アラームが鳴り響いて一瞬何事かと驚きましたが、ごはんが炊けましたーー!!
イェイイェーイ!!

ドキドキしながら混ぜ、お茶碗に取り分けて…

うン…マァーーーーイ(億泰)!!!
自分で作ったごはんなのにうまい!!!
感動した…!!
味が!!香りが!!
タケ!ノコ!
タケノコ!!シャキシャキ!!
タケノコミラクルレボリューション!!
行儀が悪いゾとは思いつつ、あまりの美味しさに立ったままもぐもぐしてしまいました。
しかも二杯()
お腹空いてたところに美味し過ぎたから仕方ないね!残りをお皿に分け、冷蔵庫へ!

タケノコって本当に、鮮度で全然違うのですね…
自分でアク抜きした補正もあるのでしょうが、冗談抜きに過去一の美味しさでした。
アク抜き後のタケノコの保存は、タッパーに入れてお水をヒタヒタにし、毎日お水を取り替える…
と社員さんに聞いたので、そのように。

日曜夜・調理最終戦
本当はもう一度くらいごはん炊けば良かったのですが、少しでも鮮度の良いうちに全部食べたい!が勝り…
水煮でアク抜きを成功させた猛者部員が『土佐煮を作る』とイキっていたので、私も負けじと挑戦しました。
※土佐煮を食べたことは何度もあるが、土佐煮という名称は全く知らなかった部員です…

AJINOMOTOさんのレシピを参照しましたが、料理できないしない我が軍には『みりん』部隊が存在しません。
料理センス壊滅的な人あるあるですかね。
でもね、今回は本隊のタケノコ部隊が最強ですので。
みりん部隊の有無など、鮮度つよつよタケノコ隊の実力の前では最早些事なのです!
めんつゆと昆布だしとタケノコの風味で、土佐煮に挑みますよッ!!

お鍋にタケノコと調味料投入!

落とし蓋も無いのでアルミホイルで代用!

もうこの時点で美味しいの確定してる。
しかし…
15分で味シミるのかなあ…?
もうあと20分くらい煮たいような…
めちゃくちゃ怪しい気分だったのですが、
レシピ通りにやらないの料理下手な人あるある過ぎるよな~、
せめて時間くらいはレシピ通りにやらないと…
と反省し、大体15分後くらいに火を止め、器へ。

やはり勝ち確でしたね!
タケノコ隊が強過ぎて敵ナシです!
ここでちょっとお知らせというか、周知しておきたいことがあります。
実は、拙宅ではダンゴムシを飼っております。
ダンゴムシって湿った落ち葉が主食なのですが、基本的に雑食です。
鰹節も大好きで、与えるとよく育つようです。
そのダンゴムシ達と折半するカタチで、現在、我が家には鰹節が常備してあるのです。
これ以上ない程どうでもいい情報でしたね。
そんなわけで、鰹節どーーん!!

土佐煮、ちゃんと味シミていました…(驚愕)
さすがAJINOMOTOのレシピ。
めちゃくちゃ美味しくて、翌日の分もとっておくという発想もなく
完食してしまいました…(笑顔)
恐るべしタケノコの鮮度!!
食感もシャクシャクで、茹で過ぎてフヤフヤも一切ナシ!!
料理スキルが限りなく低い部員でもこんなに美味しく出来上がったのは、やっぱりこの鮮度の良さに助けられたのでしょうね…!
とっっても美味しかったです!
ごちそうさまでした!!
そして、unrericaさんからタケノコを頂いてからすぐさまアク抜き・調理はしたものの…
このレポートをまとめるのにだいぶ時間が経ってしまいました。
タケノコ同様、お礼を兼ねたレポートは鮮度が大事だと実感。
unrericaさん、おかげさまで私のタケノコ経験値が上がりました、爆上がりです!
このような機会を頂かなければ、おそらく私はタケノコのアク抜き&調理をしないまま一生涯を終えていたと思います笑!
この採れたてでしか味わえない美味しさを、きっと知らなかったと思います。
unrericaさん、この度は本当にありがとうございました!
ここまで読んでくださってありがとうございました!