女子一人でも楽しめる!夏・冬の帯広おすすめ観光スポット
「ゆったりと大自然を満喫したい。でも夜は飲みにも出たいな。」
そんな時におすすめなのが、北海道帯広市。
昼は大自然を感じ、地産地消の食材を堪能し、夜は飲みに繰り出せる場所もあります。
また、夏と冬で楽しみかたが、ガラリと変わるのも魅力のひとつ。
今回は、観光スポットを夏と冬に分けて、ご紹介します!
帯広を楽しむための下準備
北海道帯広市には「とかち帯広空港」があり、羽田空港からは乗り継ぎなしで来ることができます。
各スポットまでは移動距離が長く、公共交通機関は便数が少ないので、基本的な移動は、車がおすすめです。空港から市街地まではリムジンバスもあるので、レンタカーは空港もしくは市街地から利用することができます。
移動距離の長さと食べたくなる物の多さを考えると、滞在日数は最低でも
2泊3日がおすすめです。
夏の帯広で大自然を楽しむ
緑がきらめき、自然の広大さと美しさに思わず飲まれそうになる帯広の夏。
近年の帯広の夏は、最高気温が30度を超える日もあります。しかし肌にまとわりつく、じめっとした暑さではなく、カラっとした暑さが特徴です。
ただし、最高気温と最低気温の差が10度近くなるため、日陰や夜の時間帯では肌寒く感じます。昼から夜まで外出する時には、軽く羽織れるものを用意しておくとよいでしょう。
アクティビティを利用して、広大な自然を体感する
帯広は広大な自然が魅力のひとつです。アクティビティを使うと、いつもとは違う世界を体感できます。
複数のアクティビティを楽しめる「十勝千年の森」
十勝千年の森は「1,000年後の未来へ遺し、引継ぐための大切な財産」として、育てられている森です。人が自然と触れ合えるよう庭・食・アクティビティなどの様々な企画があります。
なかでもセグウェイツアー・乗馬体験が、十勝千年の森のアクティビティの特徴です。アクティビティを利用して、未来に残す自然を体感してください。
空から楽しむアクティビティ「熱気球」
ロープで留めて飛ぶ「係留フライト」はイベント等で見かけることがあるかもしれません。
十勝で楽しめるのは「フリーフライト」と呼ばれ、ロープで留めず、空を自由に飛べるフライト方法です。十勝の空と大地を目と全身で体感できる貴重な機会です。
自分のペースでゆったりと自然を楽しむ
帯広には、自然を活かした庭園があちこちにあります。それぞれ雰囲気が異なるので、どこを回っても楽しめます。自分の足で歩いて、溶け込むように自然を楽しんでみてください。
見たことのないような植物を発見する楽しみと、和の雰囲気もあって和む庭園~真鍋庭園
芝生が多く、手ぶらでピクニックができるガーデン。野菜や果樹のコーナーもあります~十勝ヒルズ
お菓子会社「六花亭」の花柄包装紙に描かれた植物が育つ森。
アートな建造物や六花亭の歴史も感じる~六花の森
十勝ならではの夏イベント「ソフトクリームラリー」
十勝地方ではソフトクリームを提供しているお店がたくさんあり、毎年夏には「ソフトクリームラリー」が開催されます。
ケーキ屋さんをはじめ、お茶屋さん、鯛焼き屋さんなども対象店舗として参加しており、対象店舗のソフトクリームを食べてスタンプを集めるイベントです。スタンプの台紙は参加店舗にあるので気軽に参加できます。
ソフトクリームは、同じような見た目でも、やはりお店ごとに味が違います!ぜひ観光の合間に食べ比べていただきたいです!
ちなみに私は1日で最高6個食べました…!さすがにお腹がつらかったですw
冬の帯広で自然の厳しさと美しさを体感しつつ帯広を知る。
11月になると、帯広は冬モードに入ります。11月でも最高気温は一桁になり、1月の東京よりも寒いと言われています。地元の人でも厚手の上着を羽織り、冷え性の私はすでにカイロを使い始めるほど……寒さは3月まで続きます。
冬の帯広は寒さが厳しく、雪も降るので交通事情に不安が出てきます。
加えて、先述した夏におすすめの観光スポットは閉まっていることが多く、観られる所は激減します。
しかし1月~3月は、まっさらな雪畑やダイヤモンドダスト、樹氷などの自然の神秘を体感できる季節でもあります。
夏とは違うきらめきと広大さで「北海道らしさ」を感じられるので、個人的には冬の帯広旅行もおすすめです。
ということで、冬でも楽しめる観光スポットをご紹介します。
十勝で愛されるお菓子の製造現場を見る
「三方六(さんぽうろく)」や「あんバタサン」というお菓子をご存知でしょうか。
2つのお菓子を製造しているのは「柳月(りゅうげつ)」という本社が十勝にあるお菓子メーカーです。
帯広から少し離れた「音更町(おとふけちょう)」には、柳月で人気のお菓子の製造現場を見学できる施設「スイートピアガーデン」があります。
機械が導入されているとはいえ、多くの人の手が入りながら、少しずつ完成していく流れに思わず、時を忘れて見入ってしまうでしょう。
工場で限定販売されているお持ち帰り商品や、イートイン商品もあるので、工場見学の後も楽しめます。
世界で唯一の競馬を見る
主に農耕馬として利用されてきた馬を「ばん馬」と呼ばれます。ばん馬に騎手と重りをのせたソリをつけて障害物を超える競争が「ばんえい競馬」です。
公営競技として、ばん馬が競う大会は帯広のばんえい競馬のみであり、世界的にみても唯一となる形態です。
ばん馬は重量が1トン近くもあるので、通常の競馬で見る軽やかさよりも、地面を力強く踏み込む、たくましさが魅力的。思わず「がんばれー!」と応援する声を出て、ばん馬と並走できるのもレースの楽しみです。
ちなみに障害物として2つの丘があります。1つ目と2つ目で丘の高さが異なるので、勝負が全く読めないのも見どころ。
十勝の食を堪能する
十勝は食の宝庫と呼ばれており、特に野菜・小麦の生産量が多いことが特徴です。
ランチ・おやつでは、十勝の自然を感じながら素材の美味しさを味わい、夜には、お酒と一緒にいろんな料理で十勝を堪能するのがおすすめ。
ランチ【お野菜と自然】
自家製野菜をブッフェ形式で味わる。お野菜のメインとおにぎりがついたランチ~ひより
洋で楽しむ十勝の野菜。1人分とは思えない山のようなグリーンサラダに大興奮~ラリベラ
しっぽりと楽しむ十勝の野菜。野菜を使った土鍋ご飯が大人気
~かっこう料理店
ランチ【小麦と自然】
十勝産小麦、チーズを使った地産地消のパン。地元で長く愛されてるパン屋さん。小麦の美味しさを感じられるパンがずらりと並ぶ~麦音
隣のチーズ工房で作られたチーズを使い、石窯で焼き上げたピザは、チーズがとろっとろ。ひとりでも1枚ぺろりと食べられる~ピッツェリアTuka ツカ
ディナー
ばん馬に乗って、お酒を飲みながら、帯広の市街地を巡る。
~馬車BAR
いろんな食べ方で十勝を知れる、店主の魅力や他の観光客の人とも交流できる~北の屋台
帯広だから味わえる温泉付きホテル
帯広の市街地にはビジネスホテルが多くありますが、ほとんどが温泉付きです。
市街地から離れたところだと旅館もあるので、リッチな楽しみ方もできます。
今回は、夜の街を楽しむという点で、帯広の市街地に宿泊する時におすすめのホテルを1つご紹介します。
美人の湯と言われる「モール温泉」があるホテル
~ふく井ホテル
「モール温泉」は、日本では十勝地方でしか見られない珍しいお湯の種類で、北海道遺産にも選定されている温泉です。
温泉を水で薄めず、純度100%の自家源泉で浸かれるのが、ふく井ホテルの特徴。
少し高温なので、焦らず、ゆっくりと浸かってください。
湯上りの、とろっとした肌の仕上がりに「いい感じ♪」と、思わずにんまりしちゃいます。
ホテル内にあるレストランの料理は、十勝産にこだわったお肉・チーズを楽しめるものが多く、ホテルとは思えないほどリーズナブル。朝食の美味しさも好評です。
まとめ
どの季節でも変わらずにある十勝の自然。
目におさまりきらない空と畑を見ていると、自然に溶け込んでいくような感覚になり、あわただしく過ごす毎日を忘れさせてくれます。
十勝の美味しい空気を深く吸って、広大な自然と美味しい十勝素材で、心と身体を癒し満たせる場所として、ぜひお越しください。