【2018年6月のニュース】平和を祈ろう 「二度と繰り返さない」
沖縄慰霊の日:平和の詩「生きる」全文 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180623/k00/00e/040/310000c
「慰霊の日に新潟の人って何かするの?」
「慰霊の日?……あ、」
先週の金曜日に友人とちょうどこんな会話をしていた。その友人は沖縄県出身で今年の春から新潟に住んでいることから、明日のことでふと気になったのか質問をしてきた。この質問に答えようとした時、高校の授業で慰霊の日について学習したことを思いだした。ちょうどカバンのなかにその授業で使った資料があったので友人と一緒に改めて資料を読んでみた。
沖縄では毎年6月23日に式典が行われ、式典中の正午に黙祷が捧げられる。友人は新潟の自宅から黙祷を捧げるそうだ。新潟にはあまりこうした情報は入ってこないものだ。現に自分は学習していながら忘れてしまっていた。後世に語り継いでいかなければならない歴史や伝統は多くある。しかし、時代が進むごとに風化していってしまうのがほとんどだ。悲劇、戦争が二度と起きない平和が訪れるよう、現地に住む人々だけでなく、異なる地域に住む私たちが伝え継いでいくことも大切なのかもしれない。そう感じさせれた金曜の4限だった。