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膨大なデータをまとめて分析―自動運転車開発用の最新データロガー

はじめに

国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、生産年齢人口(15~64歳)は2020年が約7,400万人に対し2060年には約4,500万人と約60%に減少すると予測されています(※1)。
2060年には、筆者や読者の大半の方は現役を退いていると思いますが、労働力がこれだけ減少するということは、今は普通に受けられている物やサービスの供給も必然的に減少することになります。
第一生命保険株式会社が2020年12月に行った「大人になったらなりたいもの」調査では、小学生男子の1位が会社員でした(※2)。この背景には、コロナ禍で在宅勤務が広がり、子ども達が親の働く姿を間近に見るようになったことがあると考察されており、働く親として嬉しい反面、限られた労働力は在宅勤務ができる仕事に集中し、在宅勤務ができない仕事の担い手の減少がより加速するのではないかと筆者は想像しています。

実際にコロナ禍において営業活動をしていると、将来の労働力不足解消のために既存の業務を自動化することが急務だと考え行動されているお客様の熱量を感じます。その一例として、地方の移動手段の確保や物流ドライバー不足の解消など、安全で快適な社会の実現に向けて、自動運転/ADAS(先進運転支援システム)搭載車両実用化への期待が高まっています。

※1)国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」http://websv.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2017/pp29_gaiyou.pdf
※2)第一生命保険 「第32回『大人になったらなりたいもの』調査結果を発表」https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2020_102.pdf

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