なまはげ
写真は2023年5月24日に撮影したなまはげ像です。
この「なまはげ像」は15mあり、記念撮影・インスタ映えスポットになっています。
男鹿半島の入口にある男鹿総合観光案内所にあります。
写真は Adobe Photoshopでサイズと解像度を変更しました。
サイズは1280 × 670px(記事見出し画像の基本サイズ)、解像度はweb用の72dpiにしています。
写真はみんなのフォトギャラリーに登録しました。
<なまはげについて>
なまはげは、秋田県の男鹿半島周辺で行われてきた年中行事、あるいはその行事において、仮面をつけ藁の衣装をまとった神の使いを指します。
「男鹿のナマハゲ」として、国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、「来訪神:仮面・仮装の神々」の一つとしてユネスコの無形文化遺産に登録されています。異形の仮面をつけ、藁などで作った衣装をまとった「なまはげ」が、家々を巡って厄払いをしたり、怠け者を諭します。
家々を回る年中行事としてのなまはげを実施する集落は、かつては男鹿半島のほとんどだったが、少子高齢化の影響で、現在はほぼ半減しています。
本来、地区の未婚の男性がなまはげを務めるのが習わしであるが、高齢化と地区の人口減により担い手の若者が減少、さらには帰省中の親族など地区外の者が務める例も見られるようになりました。なまはげ役を県内にある秋田大学や国際教養大学の外国人留学生も務めた地区もあります。また、なまはげの主な訪問先である子供がいる世帯が少子化により減少しているため、実施する動機の減退も見られます。その他、年末年始に仕事があったり、旅行などで不在だったりと、住民の生活の変化もなまはげの衰退の要因になっています。なまはげは高校生でもできるようです。
「なまはげ」は怠惰や不和などの悪事を諌め、災いを祓いにやってくる来訪神です。かつては小正月の行事だったが大晦日の行事となり、年の終わりに、なまはげに扮した村人が家々を訪れ「泣ぐ子は居ねがー」「悪い子は居ねがー」と奇声を発しながら練り歩き、家に入って怠け者や子供、初嫁を探して暴れます。家人は正装をして丁重にこれを出迎え、主人が今年1年の家族のしでかした日常の悪事を釈明するなどした後に酒などをふるまって、送り帰すとされています。最後は「へばなー」「元気にしろよ〜」と言って出ていきます。