公務員は立派な大人
こんにちは。
マックではいつもピクルス増量してもらうとよぞうです。
この国の立派な「大人」とは
私たち日本国民は幼少期から枠をはみ出さないように教育を受けて「空気を読む」ことを植え付けられます。
かつての大日本帝国において、小国が大国に勝つために団結力が欠かせず一致団結を求められた名残りが今もこの国の義務教育に踏襲されている。
空気を読める=信用できる
空気を読めない=信用されない
この国では集団生活において「輪」を乱す不埒な者は排除される傾向にある。
それゆえ、常に周りの様子をうかがいながら「本音」と「建て前」を使い分けてそれぞれが居場所を確保して生きていく。
THE日本人。
実際にはそれぞれが持つ「本音」と「建て前」などどうでもよい。
要は「空気を読める」かどうかが集団社会である「輪」の中では重要とされる。
「輪」の中心に近いほど酸素は濃く、遠ければ酸素は薄い。
「本音」で生きるためには「輪」を支配するしかない。
「輪」の主に逆らえば遠くへ追いやられ呼吸はできない。
組織とは「空気を読める」人物で構成され機能している。
その中で「本音」と「建て前」を上手に使い分けられる者だけが「立派な大人」として認められるのがこの国なのです。
公務員組織の「輪」
法治国家として世界でも有数な治安の良さが売りの我が国。
国民の暮らしをよくするために民意があり行政が存在する。
この国を支える公務員は皆難関を突破し誠実に職務を遂行する立派な大人です。
どんなに過酷な環境にも高い志のもと国民の暮らしを良くしていくために身を削りながら奉仕していく。
自分たちよりも国民がより良い生活を送れるために「労働基準法」の適応をも受けずに働くその姿は素晴らしい。
公務員の社会で生きていくことはやりがいと安定と幸せを手にできるはず。今の日本では。
それが民意。
みんな承知しているはず。
だって民意は選挙で決められている。
公務員の世界で生き抜くために最も重要なことは「空気を読めるスキル」です。
地頭の良さと行儀の良さと空気を読めることを証明できれば合格です。
そのあとは組織の「輪」の中心に近づいていくだけ。
組織の幹部候補と親交を深めて意気投合できていれば安泰です。
万が一組織が民営化されたとしても幹部に近い存在であれば身の安全は確保できるでしょう。
いま息苦しいと感じている公務員の方は「輪」の中心から離れてしまっているのではないでしょうか。
私は空気が読めず、最終的に呼吸困難に陥り酸素ボンベを取り上げられました。組織幹部の手によって。
公務員は他ならぬ「家族」のための奉仕者だろう。
「家族のためなら死ねる」という方は公務員向きだ。
私は家族よりも自分が呼吸することを選んだ。
どうか逆らわず空気を読んで空気を読まない民意の対応をお願いします。
空気の読めないとよぞうでした。