失職する公務員①町村の無人化
こんにちは。
元社保庁職員のとよぞうです。
これから厳しい時代になっていく。
それは間違いない。いろんな意味で。
たとえ公務員でも失職する可能性は否定できない。
CASE1【町村役場職員】
少子高齢化による利便性の低い地方地域の消滅
少子高齢化が招く危機的な現実は地方の衰退から始まっていく。
高齢化による空き家問題の次に訪れるのはインフラの老朽化問題だ。
地方の中心部から離れた利便性の低い地域で老朽化していくインフラ対策は今後困難を極める。
経済情勢が良かった時代に一斉に造られたインフラは経済情勢が悪化した頃一斉に老朽化を迎える。
少子高齢化の波は町村の財源確保に大きく影響し、インフラの老朽化が課題の町村にとっては将来的に修復工事予算を確保できず、活性化や合併が困難な町村は無人化していくだろう。
この流れが更なる都市部一極集中に拍車をかける。
今こうした現場では事故が起きないように監視するしか手段がない。
衰退し無人化していく地域の先行きを予測できない県政や政府が手を差しのべる可能性は低い。
インフラの機能停止=無人化
交通手段が無ければ病院に行くこともできないし買い物にも行けない。
自動運転バスが実用化されたとしても橋が崩れ落ちたままの町村に普及されることはない。
住民は人生の最後を迎える前に転出を余儀なくされる。それがこれから訪れる危機的現実の第一歩なのだ。
しかしこうした危機的な状況下でこそ議員や公務員の本質が問われる。
最後の一人の町村民に寄り添い自分を犠牲にして奉仕し続けられるのかが…
空き家が増え続け老朽化したインフラに交通手段を頼っている町村役場の職員は覚悟した方がいい。
覚悟のない身の安全を守りたい職員はいち早く身の振り方を検討するべきでしょう。
大きなお世話かも知れませんが。
byとよぞう。