見出し画像

カナダ留学日記🇨🇦 Vol.2

皆さん、こんにちは!Toyaです。

執筆時点(2024年9月30日)でカナダに来てからちょうど40日となりました。
カレッジが始まってからは4週間が経過して、徐々に生活リズムが確立されてきました。

今の家に引っ越してきた時は日中は暖かく過ごしやすい気候でしたが、最近は秋らしい天気になり、朝晩と日中の気温差が大きく最高気温も15℃前後になることが多くなりました。
特に、朝は肌寒く、散歩に行くにもしっかりと着込まないと寒さが身に沁みます🥶

ただ、秋のパリッとした爽やかな空気は大好きなので、短いですがカナダの秋を満喫できればと思います🇨🇦🍁🍂

では、最近の様子などを含めて振り返ってみようと思います。

前回のnoteはこちらから👇


カレッジ3週目がスタート🏫

9月3日に始まったカレッジですが、最初はオリエンテーションや科目の概要説明、自己紹介など比較的簡単な内容が中心でした。

留学自体が8年ぶりなので、英語で授業を受けるのも相当に久し振りなわけですが、思っているよりはついていけている印象はあります。

4月までオーストラリアでワーホリしていましたし、英会話講師の仕事も継続しているので、お陰様で英語で苦労することは当時に比べると少なくなったように感じます。
ただ、ネイティブ同士の会話にはまだ普通に参加できる自信はないですね😂
少しずつ環境に適応していきたいところです。


1週目と2週目が終了し、各々の科目のスピードと難易度が徐々に上がっています。

特にビジネスのクラスは、内容自体は初級レベルだと思いますが、何より会計や簿記は今までほとんど経験がないので、前提知識がなく苦戦しています💦
説明している内容自体は理解できるんですけど、それぞれの単語の意味がわからないので場合によっては日本語に訳して、さらに日本語で書かれている説明を理解する必要があります。

<会計用語集>
Assets (資産)
Liabilities (負債、債務)
Owner's Equity (株主資本、株主持分)
Revenues (利益)
Expenses (経費)
Accounts Payable/Receivable (買掛金/売掛金)
Deferred Revenue (前受収益)
Retained Earnings (利益剰余金/内部留保)
Dividends (配当金)
Contributed Capital (拠出資本)

もちろんまだたくさんあるわけですが、「日本語で言われてもわからん🤯」みたいな現象が度々発生しています笑
なので、言葉の意味を理解することを放棄して、”それがどんな役割なのか”、を理解する方にシフトしました。

英語学習においても同様のことが言えますが、よく英文の日本語訳をするときに、前から順番に訳していって最終的によくわからなくなる、という人を何人も見てきました。

まず意味のあるいくつもの塊に分解して、それぞれが文書中でどんな役割を与えられているかを分析すると自ずと何が言いたいかわかると思います。


ビジネスはギリギリついていっていますが、それ以外のクラスは割と楽しみながら受けられています。

英語のライティングは2週間に一回しかクラスがありませんが、その代わり提出課題とクイズがあります。
ライティングは英語の中でも一番苦手にしており、実際IELTSでも一番評価が低かったのがライティングでした(Academic 7.0)。

ただ、提出した課題(Summary)は9/10で、思ってたよりも評価されたのは嬉しかったです😆✨
提出前に無料のWriting SupportでSusanに相談して、沢山アドバイス(とダメ出し)をもらった成果が出ましたね。
また、クイズも全問正解できたので、この調子で頑張ります!

あとはツーリズムのクラスが二つあるのですが、今まで興味がありながらも学校などで学ぶ機会がなかったので、新鮮な気持ちで受講しています。
どちらのクラスも同じ先生が担当していて、大半がInternational Studentsなので、常に多くの発見と新たな学びがあり、改めてカナダでツーリズムを学んでいる意義を見出すことができます。

しばらくすると、学生主体のセッションをグループで担当しなければいけないのですが、ある授業中にIndigenous Peopleの話からアイヌのことを発表したら興味を持ってくれた人がいて、一緒にグループを作れることになりました😭✨

あまり自分から積極的に発言するタイプではないのですが、どんなきっかけで周囲との関わりが変化するかわからないので、常にアンテナを張って様々な情報を得ておくと、チャンスがやってきた時に掴めると実感させられました。



Foodsafe Level1 取得しました💯

9月21日に一日講習でFoodsafe Level1の講座を受講しました。

飲食店で働く時だけでなく、ホテルや空港などホスピタリティ産業で働く人にとって重要な資格であり、学校のプログラムの一環で取得することになりました。

ちなみに、オーストラリアと同様に、アルコールを提供するためには資格が必要でオンラインで取得できます。

日本でも導入すべきだと強く思っています🤔
料理やアルコールの提供は、場合によっては自分や相手の命に関わることもあります。
私も昔はアレルギーで食べられない食品が多く、小学校の給食は専用のメニューにしてもらっていましたし、牛乳も飲めませんでした(今は飲めます)。
意識の問題かもしれませんが、知っておくことで未然に防げる事故は多くあるので、個人的に政府には検討してほしいです。

さて、講習の日はいつもとは違うキャンパスに行ってきました。

家から自転車で15分くらい🚲

講師の先生はとても優しい人で、話し方や注意の引き方が巧みで、自分もああいう先生になりたいと思わせてくれる人でした。

講習後はそのままテストになるんですが、テキストから最も出る部分をマーカーで引くように指示してくれたり、何度も繰り返し強調されたことでテストはあっさりクリアしました笑

50問中一問だけ間違えたのが悔しいですね😞

仮発行の証明書

予定では4時過ぎまでかかる講習ですが、3時前には終了したので近くの海岸で散歩🌊。

山も森も川も海もあるバンクーバー島ならではの自然の楽しみ方ですね!



アルバイト採用されました!

カナダ生活の現時点における最後の課題が、仕事探しでした。

オーストラリアの時はエージェントにお願いして探してもらっていましたが、その時も最初の仕事まで約1ヶ月半かかりました。
ただ、一度実績が作れれば、その後は比較的時間がかからずに仕事が見つかったので(運もあります)、最初のステップが肝心になるのは想定していました。

もちろん国によって採用の過程は異なりますが、共通しているのは口コミで採用されることが多いということです。
採用する側になって考えれば、今働いているスタッフが信用している人であれば、ある程度のフィルタリングが可能でしょうし、何より採用という業務はとにかくコスパが悪いです。

ただ、今住んでいる地域で知っている人はほとんどいないですし、ネットワークもないので地道にCVを磨き上げて、応募するしかないわけです。
CVの作成にあたっては、カレッジのCareer Central のNicoleに協力をお願いして、完成度の高いものになりました。感謝🙏

カレッジにも採用情報や掲示板はありますが、大手はIndeedですね。

現在の専攻がホスピタリティなので、ホテル、飲食、Customer Serviceの3つに絞って探して、片っ端から応募しました。

これもこれも分かっていた事ではありますが、全然反応がないんですよね😂
せめて、「採用は見送ります」くらいは言ってくれてもいいのに!

それでも、いくつか連絡があり、2件面接に行ってきました。
一つ目は真っ先に連絡をくれたところで張り切って面接に行きましたが、その後の反応なし。
二つ目は面接の会場がホテルで、雨の中スマホも家に忘れて少しだけ遅刻するという失態でしたが、無事に面接を受け、採用されました!

実際に応募し始めてから約2週間で見つかったので、これは想定していたよりも早く、嬉しい誤算ですね😊

ちなみに、働くのは10月にオープンするハンバーガーショップです。

元々ビクトリアのお店らしいです。
日本で少しだけハンバーガーショップの経験がありますが、どんな環境で働くのか楽しみです🍔
初出勤が10/2なので、仕事の様子もまたアップしますね!



National Day for Truth and Reconciliation
Spirit Walk に参加してきました🚶

お恥ずかしながら、カナダに来るまで全く知りませんでした🙄

9月30日は National Day for Truth and Reconciliation (設立は2021年)で、Orange Shirt Day としても知られています。
この日は祝日であると同時に、カナダの歴史について振り返る日でもあるのです。

https://www.canada.ca/en/canadian-heritage/campaigns/national-day-truth-reconciliation.html

カナダには多くの先住民(First Nations, Métis, Inuit)が暮らしていますが、彼らの歴史は多くの苦難に満ちています。

詳細については割愛しますが、およそ150年間 Indigenous People の子供達をコミュニティから引き離した上で、The Residential School に隔離し、自分たちの言葉で話すことを禁止したり、虐待など多くの耐え難い仕打ちを与えました。

統計では今までにおよそ15万人もの子供たちが収容され、その多くが家族のもとへ帰ることはなかったとされています。

https://nctr.ca/education/teaching-resources/residential-school-history/

今日はセレモニーに参加して、実際に生存者の方が当時の様子や自身の経験について語っていましたが、あまりの壮絶な内容に途中で退席する人や涙を流す人もいました。

これは決して過去の出来事などはなく、今もなおその苦しみや痛みは癒えることなく心の中に刻まれているんだと実感しました。

ちなみに、この日は Orange Shirt Day としても知られており、特に指定はありませんが、参加者のほとんどがオレンジ色を身につけています。
私もカレッジで購入したTシャツで参加しました。

会場の様子

セレモニーの後は Spirit Walk に参加して、質問形式で町に貼られたポスターの情報を元に Residential School や現在に至るまでの変遷を辿っていきます。

今回が初めての参加でしたが、何より驚いたのが興味、関心を持っている人が沢山いるということです。

仮に日本でアイヌの人々についての同じようなイベントがあったとしたら、果たしてどれくらいの人が参加するでしょうか?
どれくらいの人が他人事ではなく、自分たちの問題として認識しているでしょうか?

そう疑問に思わずにはいられませんでした。

カナダにおける Indigenous People はとても身近に存在していると改めて感じたと同時に、消滅の危機にある人々の文化や歴史をどのように繋いでいくのか、それはとても大きな課題だと思いました。



ギャラリー📷

最近撮った写真などをまとめて載せてます。

少し歩けばそこは森の中
一緒に迷子になりませんか?
Nature Parkもアクセス圏内
お隣さんからもらいました🍐
フルーツ好きだから嬉しい!
カルボナーラちょっと失敗したなぁ🍝
自炊レベルも上げたい!
たまにカレッジでフリーランチがあるんですよね
美味しいし、心も満たされる🥰
夕焼けも心奪われる美しさ🌆
家の前にみんなの図書館が設置されているのは素敵✨
ステーキ上達してきました🥩
付け合わせのポテトも美味しい👍
心がざわつく時、頭の中が整理できない時は森へ🌳
トレイルで深呼吸



ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
新生活上手くいかない時も楽しめるくらいには心に余裕があるのは、単に年齢を重ねた訳ではないと信じたい今日この頃です笑

今までの経験をもとに、記憶を辿って知恵を絞って生きています。
皆さんの生活の知恵や暮らしのアドバイスがあれば、ぜひコメントで教えてください!
カナダで手に入る食材で作れる簡単レシピなどもあると嬉しいです😆💕

冒頭でも触れた通り、日に日に季節が進んでおり、体調管理が今まで以上に大切になっています。
少し前まで喉をやられておりました😅

また定期的に更新していくので、スキやコメントで応援してもらえると励みになります!

では、またお会いしましょう♪

Have a great day!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?