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【全文無料】パオジアン使用レポート【シティリーグ2024S1】

【はじめに】

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もし参考になった場合はスキ!やご購入を是非お願いします。

どうも、とやみんです。
身分的にほとんどジムバや自主大会などは参加できないのですが、シティリーグだけは頑張ろうと思い今回シティリーグ2024シーズン1に臨みました。
…結果、2勝3敗の予選落ち。あちゃー。
この時点で読む価値無いかなと思われてもしょうがないですが、10/14と15の土日のシティリーグでパオジアンのシェア率はさらにアップした模様。
直近のシティリーグで使おうかと迷われている方も多いと思います。
今回自分なりに考えたことをなるべく分かりやすく書くので、どうか是非最後までお付き合いいただければ嬉しいです!

【デッキ選択の経緯】

デッキコード[DxxDc8-J4moCd-8884xD]


流行りの純正パオジアンデッキ、ビーダル型です。
以前パルキアデッキの記事を投稿した際、パオジアンデッキのことを「特定カードへの依存度が高い」「殴るコスパが悪い」などと書いていました。
全くその通りです。
今回使ってみてもその印象は変わりません。
ただし、
・パオジアンの高打点を2回以上出せる
・ゲッコウガの手裏剣を2回以上打てる
・ポケストップによる上振れ
・そのターンに狙う動きが分かりやすい
・現環境への刺さり具合(サーナイト、リザードン、ロストに勝てる)
これらを考慮し、今回のシティリーグで握ることにしました。
1週間ほど前にパオジアンで出ると決めて握り始め、その後対人戦は10回もしていませんが、だいたい扱いは分かったのでデッキとしては扱いやすい部類だと思います。
必要カードを引けるか、引けないかという、良くも悪くもそれに尽きるデッキです。

【直近の類似レシピとの差別点】

※画像はポケカブック(https://pokecabook.com/)のXより拝借。

10/1にはポケカ四天王の凱さんも使用した模様。
https://twitter.com/yamayoshi1026/status/1708430442314322281?s=61
この方の影響も大きそうですね。
投稿後も質問に回答しているので、握ろうと思う方は必見。

ほとんど皆さん変わらない構築で、数枚をどうするか程度。
とやみんのデッキ構築のポイントは以下の通り。
・マナフィ不採用
・いれかえ、あなぬけ不採用
・ハイパーボール4枚採用
・パオジアン4枚採用
・ロストスイーパー2枚採用

なぜこのようになっているかは後述。

【当日のマッチング】

・1戦目、アルギラロコン 先攻 負け
先攻2ターン目に相手ベンチに置かれたアローラロコンを倒せず、そのまま進化されて攻撃され始め、詰み。
アルセウスは順当に倒してサイド4枚は取れたのと、たまたまサイドペナルティ1枚分があったので、ロコンとビーダルのみの盤面であなぬけのヒモが打てれば勝ちでした。
もしくはあなぬけ→スイッチャーでロコンを倒す方法もあったので、あなぬけのヒモを抜いたことは後悔…

・2戦目、一撃ルギア 先攻 勝ち
お相手の事故。
イベルタルとかがやくフーディンしか出てこず、パオジアンが順当に殴って勝ち。

・3戦目、ロスギラ 後攻 勝ち
マナフィ無しの構築だったそうで、キュワワーに勇気のお守りを付けられるも、手裏剣2回打った後、ギラティナVSTAR、ギラティナVを倒して勝ち。
雪道貼られたのは3ターン目ぐらいだったので、特に影響は受けず。
先攻1ターン目にポケストップを使ったらポケストップが2枚落ちてヒヤヒヤしましたが、ロストスイーパーを2枚入れていたこともあり雪道には困りませんでした。

・4戦目、ミライドン 先攻 負け
セグレイブ2枚ともがサイド落ちして負け。
ここで勝ちたいという気持ちがめちゃくちゃ強い試合前でした。
最高の動きをして最高の手札で先攻1ターン目を返すことができ、相手のミライドンのフォトンブラスターをギリギリで免れ、これは流れキテるなと思った矢先、奈落の底に突き落とされました。
2枚入っているカードが2枚ともサイド落ちする確率を計算したら、1%以下でした。悲劇😭
こんなことがこのタイミングで起こるとは…
CLの配信卓でしばしばドラマティックなことが起きますが、まさにそんな試合でした。

・5戦目、パオジアン 先攻 負け
2回マリガンドローを与えてしまったのと、1ターン目にこちらが展開できずスピードで負け。
1ターン目にポケストップを回したらカイとセグレイブが落ち、VIPパスには触れず、ビーダルとセビエ1体ずつでの番の終了という渋いスタートでした。

【各カードの採用理由】

今回はほとんどテンプレデッキに近いため、最終的に要不要を判断したもののみ記します。

●ポケモン

・パオジアン4枚
水エネルギーを序盤からガンガン手札に加えたいため、できる限りパオジアンスタートが望ましいため。
メインアタッカーなので、ポケストップで落ちてしまうと枚数が足りなくなることも憂慮。
なおパオジアンからスタートできなくても、他のポケモンは全て逃げエネ1なので、パオジアンには繋ぎやすいです。

●サポート

・ナンジャモ1枚
カイ4枚以外はいっそ抜くことも考えましたが、ロストやサーナイト相手だと手札を整えられるとキツいかなぁと思い1枚採用。
こちらのサイド数が少なくなった頃には手札も減らせて、ビーダルの特性との噛み合いが良いです。

●グッズ

・ネストボール2枚、ハイパーボール4枚
枠があればネストボール3枚欲しかったです。
序盤にたくさんベンチ展開したいデッキなので。
ハイパーボール4枚はビーダルの特性との噛み合いを考慮したためです。
また、このデッキはビーダルとセグレイブをいかに早く立てられるかにかかっていると感じましたので、触りやすくなるようにしました。
本来コストが重いですが、パオジアンの特性で水エネはどんどん手札に溜まっていくため、そこまでコストには困らない印象でした。

・すごいつりざお2枚
セグレイブが2枚採用なので心もとなかったため。
セビエやゲッコウガを再利用したい場合にも。
エネルギーを戻す場合は少ないですが、スーパーエネルギー回収ができない場合にもつりざお→パオジアンの特性で手札に水エネを持ってこれます。
隠し札用に山札に水エネを残しておきたい場合にも。

・キャンセルコロン2枚
手裏剣を強く使うために厚く採用。
不要な対面ではハイパーボールやスーパーエネルギー回収のコストにします。
空打ちできるので手札にかさばらず、ビーダルの特性を使いやすい点が地味に優秀。

・ロストスイーパー2枚
類似デッキでは珍しい2枚採用。
雪道で止まるのが嫌すぎたのと、前のターンに貼ったポケストップ使用後にロストさせポケストップを貼り再度使用するという強引プレイができます。
何としても必要札を集めないといけないシーンはよくあるので。
また、手札を減らしてビーダルの特性を強く使えるのもポイント。
何気に道具を割れるのも偉く、おまもりの付いたポケモンのHPを低くしてパオジアンのワンパンラインを低めることもできます。

●スタジアム

・ポケストップ4枚
上振れ狙い。
とは言いつつも1ターン目にVIPパスを引いてベンチ大量展開をしたく、その後は毎ターンのようにアメやスーパーエネルギー回収などのグッズが必要になってくるため、なるべく多く入れたいカードです。
ただし大事なサポートやポケモンが落ちてしまうことも多く、不安定さの一因になっています。
必要札がポケストップで一気に揃うと脳汁出ますが、この不安定さが僕はあまり好きではないです。
このカード以上に速度を出せるものが他にないため仕方なく採用。

●エネルギー

・水エネルギー9枚
足ります。特に困りませんでした。

【各カードの不採用理由】

●ポケモン

・ネオラント
ハイパーボール4投しているためアクセスしやすいですが、他にベンチに並べたいポケモンが多く、ベンチを埋めたくないので不採用に。

・マナフィ
ゲッコウガミラーは割り切り。
スピードで勝つ。無いせいで5戦目負けましたが。
あとベンチ埋めたくないため。

・セグレイブ3枚目
欲しい時に来ないしポケストップで落ち、欲しくない時に手札にかさばる、そんなカード。
練習中にかさばることが多かったため3枚目不採用にしましたが、結果的に4戦目負けてしまった…
2枚ともサイド落ちは1%以下の確率なので、やはり2枚で良いとは思います。

・パルキアVSTARライン
優秀なサブアタッカー兼システムポケモン。
ゲッコウガとパオジアンがエネルギーをどんどん吐いてしまうため、エネルギーが用意できないと殴れない状況に陥ります。
その点エネルギーを残したまま安定した中打点を出せるのはとても魅力です。
ただ、1-1採用だと立てにくい点、2−2採用だとパルキアスタートの可能性が高まり、入れ替えられず置き物になってしまうというリスクを重く見ました。
逃げエネ2のポケモンでスタートしてしまうとパオジアンの特性も使えず、結構手痛いです。

・カイオーガ
スイッチャーを使わずともベンチを殴れる点、殴った後にエネルギーが手札に戻る点、サイド1枚しかとられない点が優秀。
パルキアのところで述べた逃げエネ問題で不採用に。

・ヨワシ
噛み合いは良さそうですが、具体的に欲しい場面が無かったので不採用に。
殴った後に相手の攻撃を耐えられるのであれば、エネを残しながら戦えるので優秀かもしれません。

●サポート

・ボスの指令
あると良いのになと思う場面は多かったです。
ポケストップで落ちるのと、手札に詰まらせたくなかったので不採用。

・セイボリー
縦引きしながら妨害できる、今の環境で強そうな1枚。
今後ナンジャモの代わりに入れるかも。

・さぎょういん
雪道対策を厚くしたいなら。
サポートはポケストップで落ちてしまうので、僕はロストスイーパーを増やすことにしました。

●グッズ

・ポケモンいれかえ、あなぬけのヒモ
多くの方のデッキにどちらか1枚入っていましたが、抜いたカード。
パオジアンの特性を2回使えたり、1回目の特性使用後に壁ポケをバトル場に出すために使います。
パオジアン4投なのと、他のポケモンを逃げエネ1で揃えたため、まぁ序盤からエネは足りるだろうと思い不採用。
また、後攻1ターン目や先攻2ターン目で220以上のダメージを出してくるデッキは少ないと思ったのも理由です。
アロコンに当たってしまったため、結果的にあなぬけのヒモは入れておいた方が良かったです…

・ポケギア
カイにアクセスしやすくするカード。
カイさえ引ければ何かできるデッキなので入れていましたが、サポートの枚数が極端に少ないデッキのためヒット率が悪く、抜きました。
入れているとポケストップからワンチャン繋がります。
ポケストップ前にもカイはなるべく救助しておきたいので、当たるなら入れたかったなという1枚。当たるなら。

・ともだちてちょう
後半にサポートを戻せばビーダルやゲッコウガで引きやすいかも。
その段階だとボスが強そう。

●どうぐ

・勇気のおまもり
パオジアンのHPを高めたり、セビエを相手の手裏剣から守れる。
枠が足りず不採用。
代わりにグッズを何か入れる方が強いかなと思いました。

【立ち回り】

●基本的な立ち回り

1ターン目にベンチをたくさん並べます。
2ターン目にセグレイブを立てます。できればビーダルも。
あとは相手に合わせてゲッコウガやパオジアンで攻撃するだけです。
2、3ターン目には必ずと言っていいほどスーパーエネルギー回収を使うため、序盤から積極的に水エネはトラッシュに送りましょう。
雪道には弱いため、貼ってきそうな相手にはポケストップやロストスイーパーを大事に使いましょう。
ゲッコウガの特性、ビーダルの特性、ポケストップを駆使してガンガン掘り進めましょう。
余談ですが、これらを使う順番は何が良いのか学ぶには良いデッキですね。

●各環境デッキへの有利不利・立ち回り

・ロストギラティナ…互角
雪道次第。
あちらはスピードがそんなに出る方ではないので、こちらが順当に回れば勝てます。
ただしギラティナを使わず非エクアタッカーで攻められ続けるときついので、手裏剣を使ってサイド2枚取りを早めに目指しましょう。
また、手札干渉に弱いデッキなので、打てるようならナンジャモを打ちます。

・サーナイト…有利
手裏剣を2回打つことを目標とします。
非エクアタッカーが多いため、早めから手裏剣を打たないとサイドレースで負けることになります。
リファインのキルリアが超エネをトラッシュに送る手段としても優秀なポケモンのため、この2体を狙えるとgood。

・リザードン…有利寄り
早めから手裏剣を打つことを目標とします。
ヒトカゲを枯らせればかなり有利。
リザードンが立ってしまったら、ワンパンを目指さないとサイドレースで負けます。
サイドを1枚取っただけではパオジアンがリザードンにワンパンされないため、考慮しながらサイドを取り進めると良いです。
げんきのハチマキやまけんきハチマキなどの火力アップアイテムには注意。
サイドを2枚以上取ってしまったら何も駆け引きはいらないので、とにかくワンパンを狙って動きましょう。

・ミライドン…不利寄り
雪道次第。
どちらもサイドを2枚ずつ取っていくデッキなので、先にサイドを取り始めた方が有利になります。
後攻1ターン目のフォトンブラスターには注意。
また、こちらがベンチをフル展開しているとライコウの打点も220に届いてしまうため、パオジアンスタートの場合はベンチを4枚までに留めること。

・ミュウ…不利
ダブルターボで殴流としてもタブレット1枚でこちらは倒されてしまうため、あちらのデッキの方が要求度が低いです。
雪道型もあり、不利と言えます。

・アルセウス⚪︎⚪︎…互角
雪道次第。
上手くかわせればこちらサイドを2枚ずつ取っていけるため有利になりますが、アローラロコンやそらをとぶピカチュウなど入っている場合もあり、詰みが発生することもあります。

・パオジアン…互角
どちらの方が早くセビエやセグレイブを枯らせられるかの勝負。
マナフィの有無にもよります。

・パルキア…不利寄り
手裏剣の通りが悪いためパオジアンで殴ることになりますが、ロストシティの入っているタイプが多く、パオジアンを毎回ロストされてしまうとアタッカーがいなくなる可能性が考えられます。
またあちらから先に手裏剣が飛んできてセビエを2体ロストに送られるという最悪な事態も考えられます。
あちらが殴る方が圧倒的に必要札が少ないため、不利寄りと考えています。

【おわりに】

さて、いかがだったでしょうか。
あなたはこれを読み終わった今、パオジアンを握ってみる気になったでしょうか。
僕はこいつを相棒デッキにすることはないでしょう。
必要札多すぎや。揃った時は気持ち良いけども。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
まだまだ書き慣れていないため、足りない部分は遠慮なく教えてください。
それではまた。

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