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【Vol.17】沖釣りしたら見事に起承転結になったお話

こんにちは。
富山市地域づくりマネージャーの竹村です。
ページをクリックしてくださり、ありがとうございます。
チョコボールの銀のエンゼルが出たときくらい嬉しいです。

地域づくりマネージャーってなにしてるの?という方は
こちらをご覧くださいね。

富山市は海にも山にも近いという
とても恵まれた場所。

釣りをしてその魚を食べるところまで
まるっと楽しむことができちゃいます。

ということで今回は沖釣り編をお届けします。



▶5:30 岩瀬浜出発

今回お世話になる船主の川尻さんは
釣り大会で賞を獲ったこともある方だそうで
初心者の私には心強い味方です。

釣るぞー!おー!気合十分です。

上司「釣果ゼロやったら記事お蔵入りかも。。。」
私「いやいや、釣れんとかないですよ~(楽観)」

釣り初心者ゆえの謎の余裕。

今回のメインターゲットはカワハギとキス。
最初はカワハギのスポットへ向かいます。



▶Let's go fishing!

川尻さんから釣竿の使い方や釣り方を教わります。

カワハギはエサ取り名人だそうです。

ヘリコプターのようにホバリングしながら
ついばむように器用にエサを食べるので、
あたりがあってもエサだけなくなってた!
ということもよくある。

「かかったかな?と思ってからちょっと我慢しられ~」と
教えてくださいました。


ひとりで挑戦。

つつかれる感覚を逃すまいと手先に感覚を集中させます。


よし、このままちょっと待ってみます
と言っていた矢先。


ん????なんかつんつんされてるような気が…


「とりあえずリール巻いてみられ!」
と言われ、恐る恐るまきまき。

ちょっとずつ竿が重くなってきて
たしかに何かがかかっている手ごたえを感じます。


うわーーーーーーー!なんかいた!!!!!

川尻さん網で掬ってくれました。ナイスアシスト。


釣ったどーーーーーーー!

記念すべき1匹目はヒラメの仲間で
タマガンゾウビラメという魚だそうです。

ビギナーズラックというやつでしょうか。とっても嬉しかった!!

上司の心配をよそに
釣り開始からものの20分もしないうちに
釣れてしまいました。

これを皮切りに次から次へと
魚たちが集まってきてくれました。

キジハタです。お刺身にしたら美味しい!


そしてついに
一緒に行っていた市の観光担当部署Nさんが
この日の本命、カワハギを釣りました!

Nさん渾身のドヤ顔。笑


私もNさんのあとに続いて釣りましたよ。
ヌルヌルしているのかと思いきやザラザラです。

ちょっとぶちゃいくなお顔が愛らしいです。



▶次のステージ キス釣りへ

思った以上に順調に釣れたので、
場所を移動して次はキス釣りです。

キスは比較的浅瀬にいることが多いので
陸釣りでも十分釣れるそう。

「キスはかかる感じが鋭いからおもしろいよ」
と川尻さん。

浅瀬は砂紋があるので(砂がボコボコしてるので)
竿をひくとかかったと勘違いしやすくて難しかった。

しばらく待っていると、、、


釣ったどーーーーーーー!

なんと美しい。
太陽にかざすと透き通り、
角度によってはピンクがかって見えます。

希少なマゴチも釣りました。

この魚ってこんな姿だったんだ、というのが知れるのも
釣りのいいところかもしれません。

順調に釣れてるので
ここらへんでちょっと場所変更です。



▶突然おとずれる魔の時間

場所を変えると
さっきまで快調だったのが嘘のように
急に釣れなくなりました。

穏やかにゆーらゆら揺れる海面をみながら
釣れないな~、なんでかな~。

思うようにはいかない。
これが釣りなんですね。

さっきの場所から300m程離れただけなんですが、
やっぱり釣りにおいて場所決めは重要なんだと
実感しました。

とりあえずじっと待ちます。

釣れるかも分からないけど、止めどきも分からない。
そんな状況が続いて、
「今日はもう釣れなさそうやし
そろそろ引き上げようか」と川尻さん。

日が昇って暑くもなってきていて、
半ば諦めモードだった私。
最後になんか釣って終わりたかったけどしょうがないか、と
釣り糸を巻き取ろうとしたそのとき。

さっきまでピクリともしなかった釣り竿が
小刻みに揺れ始めました。


「待ってください!なんかかかってるーーー!」

なんと最後の最後にクロダイが釣れました。

嘘みたいで笑っちゃいそうですが、
これ本当の話なんです。
ちょっと船が沸きました。

釣れない時間を経てからの喜びはひとしお。

それにしても
やめようと言った途端に釣れるとは、
「もう知らない」とプイっとされて
「あ、待って待って(汗)」と焦りだす
よくありそうなカップルの喧嘩と似てるな、と
なんか面白くなってしまいました。


▶釣果はいかに

約3時間30分。結果は4人で計22匹でした。
これは大健闘ではないでしょうか!
いろいろな種類の魚が釣れたのも
さすが「天然のいけす」と呼ばれる富山湾なだけあります。

キス・・・9匹
カワハギ・・・7匹
タマガンゾウビラメ・・・2匹
クロダイ・・・2匹
キジハタ・・・1匹
マゴチ・・・1匹


▶釣った魚を調理してもらう

釣った魚たちはプロにお任せ。
こちらのお店では釣果を持ちこんで
調理していただけます。(※要予約)


やっぱりお寿司でしょう!

調理方法は刺身に煮物、焼き物などがありますが
富山市は「すしのまちとやま」を推してるので
お寿司が食べたい!ということで
握り多めでお願いしました。


じゃーーーーーーん。
朝釣った魚がお寿司になりました。圧巻!

朝獲れかつ自分で釣ったので美味しさ倍増。
お刺身や天ぷら、焼き物も堪能して大満足でした。


▶おわりに

釣りをして、自分で釣った魚を食べる。
シンプルだけど最高に贅沢でした。

富山市は海も近い。
今回行った岩瀬浜は市街地から車で約20分です。
1泊2日でも観光と釣りのどっちも楽しめちゃいます。

富山市に来たら釣りにチャレンジしてみては?


こぼれ話
なんとアリエルが住んでいそうな小さな貝も釣りました。
ちゃんと針を噛んでたので、貝も生きているんだな~と。

最近辛い食べものが好きになってきました。
地域づくりマネージャーの竹村でした。



▶調理をお願いしたお店

回転寿司とらふぐ
富山県富山市太郎丸西町2-6-12


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